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セックス・ピストルズのグレン・マトロックはイギリスの欧州連合離脱について政府が「大失敗を犯した」と語っている。

グレン・マトロックはニュー・アルバム『コンシークエンス・カミング』からのシングル“Head On A Stick”について語るためにBBCブレックファストに出演している。新作は4月27日にリリースされる。

“Head On A Stick”についてグレン・マトロックは現政権の保守党を示唆しながら次のように語っている。「『コンシークエンス・カミング』というアルバムからの曲なんだけど、この国を代表している人たちについては何かしらの結論が下されることになると思う」

パンクの時代と同じくらいの怒りがあるかと訊かれて、グレン・マトロックは次のように答えている。「違う形だけどね。激怒しているよ。ミュージシャンとして27もの国への移動が失われ、それが足枷になっていることに憤慨しているよ」

グレン・マトロックはイギリスの欧州連合離脱について政府が「大失敗を犯した」と語っている。「比喩だけれど、頭を串刺しにしてやりたいよ」

BBCの司会者がグレン・マトロックのコメントに反論すると、グレン・マトロックは次のように語っている。「BBCが政府の方針に応じなければならないところがあるのは分かるけど、いいことだとは思えないね。多くの人がそう思っていると思うよ」

グレン・マトロックは次のように締めくくっている。「EUは政府に落とし所を提案したのに、政府はそれを拒否したんだ」

昨年、貴族院での公聴会では欧州連合離脱によってヨーロッパをツアーしたいミュージシャンに損害が出ていることが明らかになっており、ミュージシャンやクルーが「大量に失業する可能性がある」と政府に提言している。

『NME』は欧州連合離脱によるツアー規定がミュージシャンやクルーの生活に与える影響について詳細に明かされた公聴会にも参加している。

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