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クイーンはライヴの裏側を追った50週にわたるYouTubeのシリーズ動画『クイーン:ザ・グレイテスト・ライヴ』が公開されることが決定している。

これは2021年3月から50週にわたって公開されたミニドキュメンタリー『クイーン:ザ・グレイテスト』に続くものとなっている。今回は「50年に及ぶクイーンのキャリアから、貴重な蔵出しライヴ映像や、最新パフォーマンス、舞台裏を明かすインタビュー等が公開される」という。

これは『クイーン:ザ・グレイテスト』を初め、『クイーン:ロック・ザ・ワールド』、『クイーン:ビハインド・ザ・ラプソディ』、『クイーン:デイズ・オブ・アワー・ライヴス』、『クイーン・オン・ファイアー:ライヴ・アット・ザ・ボウル』、『クイーン:ライヴ・アット・ウェンブリー ’86』を手掛けたサイモン・ラプトンがまとめている。

最初のエピソードはブライアン・メイとロジャー・テイラーがリハーサルとセットリストを決める作業について語るものとなっている。「ロジャーとリハーサルするのはいつも驚きなんだ。だって、自分がどこまで覚えているのか、自分が同じような感覚を持っているか分からないからね。でも、いざ始めると、自分の中に、血管の中に戻ってくることに驚かされるんだ」とブライアン・メイは語っている。

「通常、僕たちは曲を通して演奏し、それがうまくいくかどうか、ライブでうまくいきそうかどうかを見るんだけど、ライブでいつもうまくいくとは限らないんだ」とロジャー・テイラーは続けている。「なかにはエキサイティングで魅力的なパフォーマンスには合わないものもあるんだよね。だから、アルバムに収録されている曲でライブで演奏したことがないものが結構あるんだけど、それにはそれなりの理由があるんだ」

先日、クイーンの“Bohemian Rhapsody”のミュージック・ビデオを監督したブルース・ガワーズが亡くなった。享年82歳だった。

『アメリカン・アイドル』の234エピソードを手掛け、エミー賞やグラミー賞を獲得しているブルース・ガワーズは急性呼吸器感染症の合併症で1月15日にカリフォルニア州サンタモニカで亡くなったと家族が発表している。

1975年ハートフォードシャーのエルスツリー・スタジオで撮影された“Bohemian Rhapsody”のミュージック・ビデオは初のプロモーション用ミュージック・ビデオとして知られている。撮影が終わった10日後には『トップ・オブ・ザ・ポップス』で放送され、制作費は4500ポンドと言われている。

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