U2のフロントマンであるボノはホワイト・ハウスで飲み明かした後、エイブラハム・リンカーンが使っていたベッドルームでバラク・オバマ元大統領に起こされたことを振り返っている。
ボノは妻のアリ・ヒューソンと共にバラク・オバマ家の下を訪れており、バラク・オバマ元大統領に「強いカクテル」を作られたと語っている。
ボノはBBCラジオ2のゾーイ・ボールに対して結局近くの寝室で気を失ったと明かし、その寝室がたまたま1861年から1865年まで大統領だったエイブラハム・リンカーンの部屋だったという。
ボノはバラク・オバマ元大統領について次のように語っている。「彼は本当に桁外れの人物で、桁外れの家族なんだ。44代目大統領はカクテルを作ってくれたんだけど、彼はあまり飲まなくてね。彼は自制できているんだ」
ボノは赤ワインなどに含まれているサリチル酸塩のアレルギーがあると説明している。「頭が風船のように膨らんで、いつか眠ってしまうんだよね」
「ワインでアレルギーがあったために、うたた寝のために抜け出したら、10分くらい経ったところでバラク・オバマ元大統領がアリに『ボノはどこに行ったんだ?』と言ったんだ」
「妻が『彼は寝に行きました』と言ったら、オバマ元大統領は『どういうことですか?』という感じでね」
「アリは『しょうがないんです。寝ちゃうんですよ。10分経ったら起きるはずです。30年間、一緒にいますから、心配しないでください。私が見つけに生きますから』と言ったんだ」
バラク・オバマ元大統領と妻のアリ・ヒューソンは一緒に彼を探しに行ったところ、エイブラハム・リンカーンの昔のベッドルームで寝ている彼を発見したという。
「オバマ元大統領は『ダメです。ダメです』という感じでね。『どこにいると思っているんですか?』と言って、リンカーンのゲティスバーグ演説について訊いてきたんだ」
「僕がいたのはリンカーンのベッドルームでね。まさにリンカーンの懐で眠りについたんだ。オバマ元大統領は僕のことを起こして、笑っていたよ。大笑いしていたね」
「でも、彼は自分が酔い潰したんだと言って、アレルギーのことは信じてなかったね。彼は確かに強いカクテルを作るんだけどね」
ボノは他にもおかしな場所で眠ったことがあることを明かしている。「変な場所で寝てしまうんだよね。ソニック・ユースの照明卓で眠ったこともあるし、僕の周りでは卓をいじっていたんだけど、あれ以上気持ちのいいものはないね」
「路上で寝たこともあれば、車のボンネットで寝たこともある。ホワイト・ハウスでも寝た。どれも素晴らしかったよ」
ボノは回想録『サレンダー:40ソングス、ワン・ストーリー(原題)』を刊行している。
ボノは回想録で異母兄弟であることを知った従兄弟について触れているほか、殺害予告、5億人のiTunesユーザーに自動的にアルバム『ソングス・オブ・イノセンス』 を自動的にダウンロードさせたことについても言及している。
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