GETTY

Photo: GETTY

モトリー・クルーはギタリストのミック・マーズが変性疾患を理由にツアーから引退することを発表している。

『ヴァラエティ』誌に発表した声明でモトリー・クルーはミック・マーズがツアーから引退することを発表しているが、スタジオや法的な目的では正式なメンバーであることを付け加えている。

「強直性脊椎炎との痛ましい闘病のために、彼はこれ以上バンドとツアーできないことになりました」と声明には書かれている。「ミック・マーズはバンドのメンバーであり続けますが、ツアーの厳しさにはもう耐えられません。強直性脊椎炎は非常に痛みを伴い、脊椎に影響を及ぼす深刻な変性疾患なのです」

記事執筆時点でミック・マーズに代わるツアー・ギタリストは発表されていない。ミック・マーズは9月9日にラスベガスのアレジアント・スタジアムでデフ・レパード、ポイズン、ジョーン・ジェットと共に最後の公演を行っている。

先日、トミー・リーは予定されていたスタジアム・ツアーの初日で骨折のために代役のドラマーとの交代を迫られている。トミー・リーは休暇中にナッシュヴィルで階段から落ちたことで肋骨を骨折したことが妻のブリタニー・ファーランによって明かされていた。

「ナッシュヴィルを発つ日に運転手が来たんだけど、私たちには荷物があって、運転手が手伝ってくれなかったの。彼は車に乗ったままだった。トミー・リーが荷物を全部運ぼうとしたら、彼は階段から落ちて、4本の肋骨を折ったのよ。ヒビでも打撲でもなく、折れていたの」

ミック・マーズは1981年のモトリー・クルー結成以来、常にメンバーであり続けていて、17歳の時に強直性脊椎炎と診断されている。ミック・マーズは病気についても公表しており、回想録『ザ・ダート:モトリー・クルー自伝』でも触れられており、2004年に手術を成功させている。

Copyright © 2024 NME Networks Media Limited. NME is a registered trademark of NME Networks Media Limited being used under licence.

関連タグ