パリスは2曲のニュー・シングル“Animal”と“Anywhere But Here”が公開されている。
2曲はジャックス・アンダーソンが監督した6分半のショート・フィルムと共に公開されている。
新曲はホープレス・レコーズに移籍して、ヴォーカリストのリン・ガン主導のプロジェクトでリリースされる最初の楽曲となっている。
ショート・フィルムはこちらから。
リン・ガンは“Anywhere But Here”について次のように語っている。「“Anywhere But Here”の核心にあるのは周囲の環境から逃れたいということです。人生を通して、いつも落ち着かず、どこか別の場所に行きたい自分がいました。いつも違う時代、違う場所にいる自分を想像してしまうのです。たとえいい時であっても、今いる場所でなければどこでもいいと。ある程度、多くの人が経験していると思います。特定の人物ではない誰かとどこかに行きたいという思いです」
一方、リン・ガンは“Animal”について次のように語っている。「他の人であれ、自分自身であれ、支配からの解放や抵抗についての曲です」
「より大きなレンズで見れば、男性、政府、私たちの暮らしを動かすアルゴリズムへの抵抗と解釈することもできます。外の世界が与えたアイデンティティに挑戦することについての曲です。名声やスペクタクルへの見解でもあります」
「私たちの社会は、すぐにお互いを非人間的にして、人が成長し進化する機会を奪うような定型があるように感じています。これは、アーティスト、俳優、インフルエンサー、モデル、スポーツ選手、政治家など、スポットライトを浴びるような人たちに特に当てはまると思います。そして、個人的な関係にも当てはまります。比喩的な檻で制限することで私たちは互いに不利益を与えています。“Animal”はそれに立ち向かうことについての曲です」
“Animal”と“Anywhere But Here”は来たる通算4作目となるアルバムに収録されると見られている。リン・ガンは「制作がまさに最終段階にある」と語っている。
「今は飾りをつけなきゃいけないところがあるという感じね」と彼女は説明している。「アイディアを掘り下げて、いくつかの繋がりを作り出して、完成させるまで全力でやらなければなりません。でも、フィニッシュラインは見えています。ヴィジュアルや歌詞、プロダクションのコンセプトはこの2曲で確立されたので、そのトーンを全体に広げるのです」
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