ベーシストのフィル・スーザンはモトリー・クルーのラスベガス公演を批判したことについてニッキー・シックスに謝罪している。
モトリー・クルーは9月9日に北米で行ったスタジアム・ツアーを締め括る公演としてラスベガスのアレジアント・スタジアムでライヴを行っている。ジョーン・ジェット&ザ・ブラックハーツ、ポイズン、デフ・レパードもこの公演には出演している。
かつてオジー・オズボーンのベーシストを務め、現在はラスト・イン・ラインで活動しているフィル・スーザンはこの公演を訪れたとのことで、ソーシャル・メディアに公演の複数の写真を投稿している。
「昨日はアレジアント・スタジアムの2列目でこの人たちを観に行ったんだけど、素晴らしかったよ」とフィル・スーザンは述べている。
「ポイズンは文字通り素晴らしい時間以外の何物でもなかった。ブレット(・マイケルズ)とC・C(・デヴィル)は素晴らしかったよ。デフ・レパードももちろんスペクタルで、あのままだった」
フィル・スーザンは次のように続けている。「モトリー・クルーは悲しいけど、そんなにだったな。数曲演奏しただけでこんなにすぐ会場が空いたのは観たことがないね」
これを受けてモトリー・クルーのニッキー・シックスは「ありがとう、フィル」という言葉と共に中指の絵文字を変えている。
フィル・スーザンは自分の書いた一文を削除して、個人的にニッキー・シックスに謝罪したという。『アディカ・ライヴ』というメディアに対してフィル・スーザンは次のように説明している。「素晴らしい公演だったよ。よかったんだ。自分のいたところのサウンドがあまりよくなかったんだ」
「かなり前の方だったからね。自分のいたところが悪かったか、サウンドの担当者がよくなかったかだと思う。考えもせずに不用意にくだらないことを言ってしまって、ニッキーを怒らせてしまったかもしれないよ」
フィル・スーザンは次のように続けている。「だから、メールを送ったんだ。『本当に申し訳ない。何も言うつもりはなかったんだ。悪くはなかったよ。もっとよくなればと思ったんだ』ってね」
「自分は常に前向きなことを口にして、前向きなことをもたらそうとこの世界で暮らしてきた。いいことを口にしていくべきなんだよ。そう思わず、考えもせずに何かを言ってしまうこともあるかもしれないでも、それは自分のせいなんだ。完全に僕が悪いよ」
「これもそういう愚かなことの一つだね。何度いいことを言っても誰も覚えていない。でも、一度でも悪いことを言えば、いまだに言われるんだ」
先月、ニッキー・シックスはヨーロッパやアジア、南米でもライヴを行うことを考えていると語っている。
ファンが更なる公演を考えているのかどうか尋ねると、ニッキー・シックスは世界各地で公演を計画していることを明かしている。「南米、メキシコ、ヨーロッパ、UK、アジアでの公演に取り組んでいるんだ」
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