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AC/DCのブライアン・ジョンソンは自伝『ザ・ライヴス・オブ・ブライアン』が来月刊行されることが決定している。

2021年4月に発表された本書は「法外な物語の詰まった騒々しくも愛すべき回顧録」と評されていた。

「長い夜もあったし、素晴らしい夜もあったし、よくない日もあったし、たくさんの素晴らしい日々もあった」とブライアン・ジョンソンは声明で述べている。「コーラス団の少年からロックンロール・シンガーとなった僕は今回そのことについて本を書いたんだ」

『ザ・ライヴス・オブ・ブライアン』はペンギン・ブックスよりイギリスで10月13日に、アメリカで10月25日に刊行される。

「ロックンロールの歴史においても最も励まされる魅力的なストーリーの一つ」と称された『ザ・ライヴ・オブ・ブライアン』はダンストンで育ち、リトル・リチャードをテレビで観て「コーラス団の少年からボーイスカウト、そしてシンガー」になった幼少時代から追ったものとなっているという。

「10年以上にわたってブライアン・ジョンソンはバンドの成功で頭角を現そうとしていました。『トップ・オブ・ザ・ポップ』に出演して、オーストラリアをツアーしましたが、まだ大成功の時は手の届かぬところにありました」

「その後、彼は世界でも最大となるロック・バンドの一つのオーディションでロンドンに呼ばれました。AC/DCはリード・シンガーだったボン・スコットの悲劇的な死によって危機にありましたが、ブライアンが加わることで名作『バック・イン・ブラック』をレコーディングすることになるのです。同作は史上最も売れたアルバムとなりました。その後のツアーは満員のアリーナで行われ、ファンはバンドを支持し、その功績が認められることになったのです」

「しかし、物語は思わぬ展開を迎えます。2016年にブライアンは聴覚を失う可能性があると診断されて、バンドを脱退しなければならなくなったのです。そして、彼は2020年のヒット作『パワーアップ』で愛するバンドに復帰することになります」

「人生は波乱万丈ですが、常にブライアンはしっかりと地に足をつけて、自分のルーツを忘れることはなかったのです」

ブライアン・ジョンソンは先週末、ウェンブリー・スタジアムで行われたテイラー・ホーキンス追悼コンサートにスペシャル・ゲストとして出演している。

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