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ザ・チェインスモーカーズは成層圏でライヴを行う初めてのバンドになることが明らかになっている。

ドリュー・タガートとアレックス・ポールからなるザ・チェインスモーカーズは地球上空約32kmの成層圏まで上昇する繋留気球に繋がれた与圧カプセルでライヴを行う契約を結んだことが明らかになっている。

宇宙旅行会社のワールド・ヴュー社のCEOであるライアン・ハートマンはこれで成層圏でパフォーマンスを行う初めてのバンドになると語っている。ライアン・ハートマンはこれまで宇宙飛行に参加した人のほとんどは科学者やエンジニアだが、アーティストを送ることで「これまでとは違うことをやる刺激を生むことになるかもしれない」と語っている。

「新たな視点とそうした視点が地球の未来を劇的に改善することについて考えています」とライアン・ハートマンは語っている。「アレックスとドリューの作品を通じてザ・チェインスモーカーズの観客にリーチできることは我々のミッションにも貢献してくれるでしょう。個人的にも刺激を受けていますし、興奮しています」

ザ・チェインスモーカーズを選んだ理由についてライアン・ハートマンは次のように続けている。「彼らの音楽が様々な集団、様々な世代に届いていることを個人的にも実際に見せてもらいましたし、音楽やアートに対してどれだけの情熱を持っているかも教えてもらいました。それが私たちの活動の情熱と合致したのです」

ザ・チェインスモーカーズは次のように述べている。「ずっと宇宙に行くことを夢見ていましたし、このような冒険と体験でワールド・ヴューとコラボレーションできることに興奮しています」

「地球と宇宙の景色は両方とも驚くほど感動的なものであることは知っていますし、今回の飛行を今後のプロジェクトの創造性に生かしてもらえればと思います」

ワールド・ヴュー社はザ・チェインスモーカーズが2024年に計画されている最初の飛行の一つに参加すると述べている。カプセル内で行われたパフォーマンスは記録されて、世界各地のファンに届けられる予定となっている。

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