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ザ・ローリング・ストーンズのフロントマンであるミック・ジャガーはABBAのようなデジタル・コンサートはベテランのアーティストに無限の機会を提供してくれると語っている。

60年にわたってライヴ活動を行ってきているザ・ローリング・ストーンズだが、ミック・ジャガーは自分たちがデジタル・コンサートをやるかどうかは考えていないものの、「テクノロジーの躍進」には関心があると語っている。

アップル・ミュージックのマット・ウィルキンソンの番組でミック・ジャガーは次のように語っている。「一言で答えるのは愚かなことだと思うんだ。正直、ちゃんと考えたことはないからね」

「でも、ABBAはテクノロジーの躍進を見せてくれたと思うし、それは自分がこれまで観たことのないものなんだと思う」

「観ようと思っていたんだけどさ。電車のストライキがあったから、行かなかったんだ。自分が電車に乗るわけではないけど、渋滞がひどいことになるだろ。だから、答えられないんだけどね」

「でも、間違いなくテクノロジーはこれに対する解答を与えてくれることになるだろうし、この先、どんなテクノロジーが待ち受けているかなんて誰にも分からないからね」

「既にAIの世界があって、そこまで複雑なコンピューター技術がなくとも、多くの音楽的なことができるようになっているわけだしね」

今年5月、ABBAはデジタル・コンサート「ABBAヴォヤージ」をロンドンのクイーン・エリザベス・オリンピック・パークに特設されたABBAアリーナで開幕している。

ビヨルン・ウルヴァースは初めて自分たちのデジタル・バージョンによるステージを観た時は「現実じゃない」ようだったと語っている。「でも、慣れていったんだ。結局、40年間、ほぼ毎日、自分たちの写真を映像を観てきたわけだからね」

一方、ザ・ローリング・ストーンズのチャーリー・ワッツは本人と遺族承認の公式伝記本が刊行されることが決定している。『チャーリーズ・グッド・トゥナイト:ジ・オーソライズド・バイオグラフィー・オブ・チャーリー・ワッツ』と題された本書はイギリスで9月15日に、アメリカで10月11日に刊行される。

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