ケイト・ブッシュはドラマ『ストレンジャー・シングス 未知の世界』のシーズン4に“Running Up That Hill”が使われたことで初めての全米トップ10ヒットを経験している。
ネットフリックスでは5月27日に『ストレンジャー・シングス』のシーズン4が公開されており、“Running Up That Hill”はその中で使われており、その後の回でもセイディー・シンク演じるマックス・メイフィールドに関連した重要な瞬間で使われている。
オリジナル・リリースから37年を経て“Running Up That Hill”は全米シングル・チャートの8位にランクインしている。ケイト・ブッシュにとって全米シングル・チャートでトップ10ヒットを記録するのは初めてとなっている。
『愛のかたち』に収録の“Running Up That Hill”は1985年にこれまでの最高位である30位を記録している。当時の1位はスターシップの“We Built This City”やフィル・コリンズの“Separate Lives”だった。
“Running Up That Hill”はドラマで使われたことでスポティファイでの再生回数が153%増加しており、全英シングル・チャートでもトップ10入りを果たしている。
ケイト・ブッシュは『ストレンジャー・シングス』のシーズン4で曲が使われたことに対してメッセージを発表しており、長い間、番組のファンだったと述べている。「最初のシーズンが出た時に『ストレンジャー・シングス』を観たかどうか、友人が尋ねてきたから、チェックしてみたら気に入りました。それ以降は家族で観てきました」
「“Running Up That Hill”を使いたいと連絡を受けた時に、物語の文脈でどのように使われるのか、多くの注意が払われているのが分かりましたし、登場人物のマックスにとってポジティヴな象徴になれることが気に入りました。最新シリーズにも感心しています」
ケイト・ブッシュは“Running Up That Hill”の新たな成功についてウェブサイトでもメッセージを掲載している。「“Running Up That Hill”が世界各地でチャートに入り、UKチャートでは8位になりました。このことに興奮しています」
「この曲を応援してくれた全員に感謝しています。7月に配信されるシリーズの残りを固唾を呑んで待っています」
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