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AC/DCは亡くなったフロントマンのボン・スコットに関する新たなドキュメンタリーが公開されている。

ボン・スコットはABCによるドキュメンタリー『オーストラリアン・ストーリー』の最新回で取り上げられており、1980年に33歳で亡くなる前の「精神状態と危うさについて新たな見解を家族や友人が語る」ものとなっている。

ドキュメンタリーではボン・スコットの弟であるデレクが初めてインタヴューに応じており、ジミー・バーンズ、ジ・エンジェルスのジョン・ブリュースター、ヤング・タレント・タイムのジョニー・ヤングも出演している。

ボン・スコットからリード・シンガーを受け継いだブライアン・ジョンソンも37分に及ぶドキュメンタリーの冒頭に登場している。

「今夜の番組はロック・ミュージックで最も象徴的な人物の一人であるバンドにおける私の前任者、今はなき偉大なるボン・スコットについて取り上げます」とブライアン・ジョンソンは語っている。「ボン・スコットについてはそのカラフルな人生と悲劇的な死についてたくさんのことが書かれてきました。今夜は40年ぶりに話をする家族や何十年も公の場では語ってこなかった人物に話を聞こうと思います。これは彼のオーストラリアン・ストーリーです」

フラタニティというバンドでボン・スコットと一緒だったブルース・ハウは退屈な時がボン・スコットは最も危うかったと語っている。

「そういう時にリスクのある危ないことをし始めるんだ」とブルース・ハウは語っている。「退屈していた日には未来なんかなく、今しかなかったからね」

彼は次のように続けている。「明日、生きているか死んでいるかなんてどうでもよかった。マジック・マッシュルームもマリファナもアルコールも、なんでもやった。バイクで危険を冒すこともあったね」

昨年、ボン・スコットは75回目の誕生日を記念して、ファンに向けた公式サイトが公開されている。

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