ザ・ローリング・ストーンズのギタリストであるキース・リチャーズはバンドというのは独自の生命を持っていてメンバーでもコントロールすることはできないと語っている。
キース・リチャーズは本日3月18日に1992年発表の『メイン・オフェンダー~主犯~』の30周年盤を再発している。
『ザ・サン』紙のインタヴューを受けたキース・リチャーズは今年で結成60周年を迎えるザ・ローリング・ストーンズについて語っている。
「ストーンズというのは独自の生命を持った生き物のようなものなんだ」と彼は語っている。
「あんまりコントロールできるものでもないんだよ。『よし、やってみよう。またやってみるか』という感じでね。ストーンズはそうやって続いていくんだ。自分自身もそうだしね」
キース・リチャーズは何十年も前に書いた楽曲が新鮮であり続けているのはライヴで進化を続けているからだと続けている。
「曲を書いてレコーディングしてツアーでやっていくわけだけど、曲も独自の命を持ち始めるんだよ。それこそが魅力的なんだよね。曲が成長し続け、変化して、新鮮さがあり続けるんだ。こんな歳になっても、それが励みになるんだよ」
先日、ザ・ローリング・ストーンズは結成60周年を記念したヨーロッパ・ツアーを今夏に行うことを発表している。
ツアーは6月1日のマドリッド公演を皮切りに、ミュンヘン、リヴァプール、アムステルダム、ベルン、ミラノ、ロンドン、ブリュッセル、ウィーン、リヨン、パリ、ゲルゼンキルヒェン、ストックホルムで公演が行われる。
「みんなを待たせてしまって申し訳なかったけど、もう待つのも終わりだ」とキース・リチャーズは語っている。「ロックンロールにとって最高の場所はストーンズのステージに立つことだといつも言ってきたし、今年はとても特別な年なんだ。ミックとロニーや友人たちとリハーサルをするのが楽しみだし、ついに動くよ。もうすぐみんなに会えるんだ」
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