ホリー・ハンバーストーンはニュー・シングル“London Is Lonely”が公開されている。
新曲を予告してきた21歳のホリー・ハンバーストーンはロンドンに移ってきて断絶されて孤独を感じている自分を歌った新曲を公開している。
「“London Is Lonely”を書いたのは2020年の2月、ここイギリスでパンデミックが起こる直前だった。私は幼い頃からずっと住んでいた家を出てロンドンに引っ越したばかりで、数ヶ月間見知らぬ人ばかりがいる小さなアパートの中で閉塞感と孤独を感じていました。ロンドンはすごく刺激的で、周りにはたくさんの人がいるのに、私は孤立したような気分で自分の居場所がなかった」
「この街で自分を見失ってしまったのかも。だから、家に帰って曲を書くことが、考えを処理するための私の安全な空間でした。何が面白いって、この曲を書いてからもう2年近く経つけど、パンデミックの終息が近づく今でも、この曲を聴くと何も変わっていないような気がする」
彼女は次のように締めくくっている。「私はまだこの地で自分の居場所を見つけようとしていて、ここを自分のホームにしようとしている。だから、たくさんの人が私のように迷いを感じているかもしれない今、この曲を世に送り出すことが正しいと思った」
新曲の音源とライヴ・バージョンはこちらから。
昨年、ホリー・ハンバーストーンは『NME』のインタヴューで来たるデビュー・アルバムについて完成は近いものの、リリースまではしばらくかかるだろうと語っていた。
「アルバムはものすごく考えさせられる体験だった」と彼女は語っている。「たくさんのことに取り組んできて、デビュー・アルバムを完成させるところなんだけど、本当に怖い。リリースまではしばらくかかると思う」
「たくさんの時間を使って実験をしたり、違うことに挑戦してきたけど、プレッシャーなく曲を書くのは楽しかったわ」
ホリー・ハンバーストーンは昨年11月にセカンドEP『ザ・ウォールズ・アー・ウェイ・トゥー・シン』をリリースしている。EPにはザ・1975のマット・ヒーリーとの共作である“Please Don’t Leave Just Yet”、“Scarlett”、“Haunted House”とタイトル曲が収録されている。
ホリー・ハンバーストーンはブリット・アウォーズの2022年のライジング・スター賞を受賞している。彼女はこれまで受賞してきたアデル、フローレンス・アンド・ザ・マシーン、エリー・ゴールディング、サム・フェンダー、セレステ、今年のグリフといった栄えあるアーティストに続くこととなる。
また、ホリー・ハンバーストーンはサム・フェンダーの“Seventeen Going Under”のリミックスにも参加している。
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