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今年3月に劇場公開され、8月に映像商品としてもリリースされた『エアロスミス ロックス・ドニントン 2014』から2曲の映像がYouTubeで公開されている。

『エアロスミス ロックス・ドニントン 2014』は、2014年6月にイギリスのドニントン・パークで開催されたダウンロード・フェスティバルの模様を収録した作品で、全20曲を収録している。この年のダウンロード・フェスティバルは、エアロスミスの他に、リンキン・パークとアヴェンジド・セヴンフォールドがヘッドライナーを務めている。

今回公開された“Walk This Way”と“Mama Kin”の映像はこちらから。

先日、エアロスミスのスティーヴン・タイラーは楽曲の権利について綴った公開書簡を発表している。

これは現地時間の10月15日に「ザ・ハフィントン・ポスト」に掲載されたもので、ドナルド・トランプが選挙キャンペーンで“Dream On”を使うことに対して使用停止命令を出したのは、政治の問題ではなく、公正な支払いの問題だとしている。

公開書簡は次のように始まっている。「今週、ドナルド・トランプの選挙事務所に集会で楽曲を使わないでほしいという手紙を送ったんだ。俺の目的は政治的主張をしたいわけじゃない。俺と同じ音楽クリエイターの権利についての話をしたかったんだ」

「同じレーベルの妹分であるテイラー・スウィフトは6月にアップルに対して手紙を書いたけど、これは俺からみんなへの公開書簡なんだ。変化が必要なんだよ。ソングライター、プロデューサー、アーティストは、今支払われている金額では暮らしていけないんだ」

スティーヴン・タイラーは音楽の著作権に関する法律を改正するにあたって議会を巻き込むべく草の根運動を行っていることについて語っている。「次の水曜日には俺たちの主張が響き渡ることになるよ。350人の議員に対して、音楽制作を行っている人間がそのドアをノックする予定なんだ。俺たちが、アメリカ中のクリエイターが抱いている率直なメッセージを届けてくれるんだ」

「みんなが俺たちの音楽を愛してくれてることは知ってるよ。今はその愛を見せる時なんだ。時代遅れの著作権法を改正して、アーティストへの支払いについての政府の基準を撤廃し、第三者が商目的で使用したら公正に報酬が支払われることを確認する、そんな取り組みを支持してほしいんだ」

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