モトリー・クルーはこれまでの全カタログの音源を1億5000万ドル(約170億円)で売却したことが明らかになっている。
対象となるのは1981年発表のデビュー・アルバム『トゥー・ファスト・フォー・ラヴ』から2008年発表の最新作『セインツ・オブ・ロサンゼルス』までで、ライヴ音源やコンピレーションも含まれる。
モトリー・クルーは1990年代にマネージャーのアレン・コヴァックの助けを借りてエレクトラ・レコードから自身のカタログ音源の権利を獲得していた。
モトリー・クルーは全世界で1億枚以上のセールスを上げており、7枚のアルバムがプラチナ・ディスクを獲得している。
「新しいパートナーであるBMGコラボレーションすることができて素晴らしい気分だよ」とモトリー・クルーは声明で述べている。「彼らのロックにおける様々な成功実績は新しい拠点として完璧なもので、私たちの音楽的遺産を守り、成長させ、私たちをトップにいさせ続けてくれることになるでしょう」
アレン・コヴァックは次のように続けている。「10年以上にわたってBMGと仕事をしてきましたが、その年月で私たちが築いてきた関係性と私たちが達成した成功によって貴重なロック・カタログを任せるのは非常に簡単なことでした」
BMGのCEOであるハートウィグ・マズフは次のように述べている。「これは重要な取引というだけではありません。画期的なカタログが新章を迎えることになります。モトリー・クルーほどロックの神話と魔法を理解しているバンドはそれほどいません」
昨年、モトリー・クルーのニッキー・シックスは楽曲の出版権の100%をヒプノシス・ソングに売却している。
先日、ニッキー・シックスは新たなインタヴューで現在取り組んでいる児童書を来年刊行するつもりだと語っている。
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