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コールドプレイはPETAから2022年の環境に配慮したワールド・ツアーについてヴィーガン・フードだけを提供するべきだというメッセージを受け取っている。

先週、コールドプレイは環境面での持続可能性に配慮した2022年のワールド・ツアーの詳細を発表していた。

2019年の時点でコールドプレイは可能な限り環境面でやさしいものにするために、ツアーの行い方を考える時間をとりたいと考えていることを明かしていた。

PETAはコールドプレイに宛てた公開書簡で二酸化炭素の排出量を抑制するために公演では完全に菜食主義にすることを提案している。

「御存知かもしれませんが、畜農業はこの星が直面している深刻な環境問題に数多く影響を与えています」とPETAのエリーザ・アレンは述べている。

「これは不思議なことではなく、国連は環境危機への最悪な影響を避けるために菜食主義への移行が至急必要となると述べています。そして、これはビーフのバーガーを大豆のバーガーに変えることぐらいの簡単なことです」

メッセージは次のように締めくくられている。「コンサート会場での有害な動物由来の食物を削減することは考えるまでもないことに同意してくれることを願っています」

これまでにまとめられてきた環境面での施策はコールドプレイの公式サイトの「持続可能性」のページに掲載されている。

施策は2016年から2017年にかけて行ったツアーと比較して二酸化炭素排出量を50%削減するもので、100%再生可能エネルギーが使われ、すべての会場に太陽光設備が導入される。

公共交通機関を使って会場に来場した観客には割引が適用され、収益の10%が環境団体に寄付される。チケット1枚につき木が1本植樹されるという。

環境への取り組みについて『NME』のインタヴューでガイ・ベリーマンは次のように語っている。「現時点では素晴らしいスタートを切れたと思っているんだ。最終的にどんなことをやるにせよ、これはフェーズ1なんだ。改善と持続的なサイクルがなければならないんだよ」

「粗探しをしようとすれば、できることは分かるけど、それで問題ないと思っているんだ。やらなければならないのは進化を続けるというアイディアを受け入れることなんだ。ずっと進化し続ける状況じゃないとダメなんだ」

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