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リル・ナズ・XはBBCラジオ1の番組『ライヴ・ラウンジ』で自身のデビュー・アルバムの曲と共にドリー・パートンの“Jolene”のカヴァーを披露している。

1973年発表の『ジョリーン』に収録の“Jolene”をカヴァーすることにした選曲についてリル・ナズ・Xは次のように語っている。「この曲を選んだのは、この曲が美しくも悲しいと感じるからなんだ。カントリーの歌は好きだからね。それで、やってみようと思ったんだ」

パフォーマンス映像はこちらから。

リル・ナズ・Xはデビュー・アルバムから“Dead Right Now”、“That’s What I Want”も披露している。

番組では人々のロール・モデルという自身の新たなステータスについてリル・ナズ・Xは次のように語っている。「素晴らしいと思うけど、話半分に聞くことにしているんだ。自分をインスピレーションとして見てくれるのは有り難いけど、そのために人生を生きていくわけではないからね」

先日、ザ・トレヴァー・プロジェクトはリル・ナズ・XのLGBTQ+のコミュニティに対する功績を受けて彼を「今年の自殺防止の提唱者」に選出している。

リル・ナズ・Xは選出を受けて次のように述べている。「セクシャリティとジェンダー・アイデンティティにまつわる差別は依然として現実のものとしてあります。私たちのコミュニティは支援を受けて、自由に自分自身でいられるのにふさわしい存在です」

リル・ナズ・Xはデビュー・アルバム『モンテロ』を9月17日にリリースしており、リリースに際して“Thats What I Want”のミュージック・ビデオを公開している。

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