アイアン・メイデンのブルース・ディッキンソンは新型コロナウイルスにかかった体験について語り、「ただの風邪」だという考えを一蹴している。
ブルース・ディッキンソンは2度のワクチン接種を受けたものの、先月、新型コロナウイルスにかかっている。彼は「風邪のようで足元がふらつく」と評しており、「間違いなくワクチンを打っていなかったら、もっとひどいことになっていただろう。ひどいトラブルになっていたかもしれない」と述べている。
その後、ブルース・ディッキンソンはファンにワクチン接種することを求めており、「自分の信条としてはワクチンを接種していなければ、もっと具合が悪くなっていたことを今回のことは証明してくれた」と述べている。
今回「シリウスXM」のインタヴューでブルース・ディッキンソンは新型コロナウイルスにかかった体験を振り返り、あらためてワクチン接種の重要性について語っている。
「5月に2度目のワクチン接種をしたんだけど、すべてが素晴らしいね。いわゆるブレイクスルー感染というものになったわけだけど、あれは風邪よりもつらいものだったね」とブルース・ディッキンソンは説明している。
「『ただの風邪だよ』と言っている人には釘を差しておきたいね。まったく違うんだ。ワクチン接種をしてない人もたくさん知っているけど、彼らは打ちたくないから打ってないんじゃなくて、当初若くて打てなかった人たちなんだ。22歳、23歳、24歳の人でも6〜8週間ベッドから出られない人もいるからね。彼らはその間も具合が悪かったわけだからね」
ブルース・ディッキンソンは10日で新型コロナウイルスを「克服した」と述べている。「匂いが戻ってくるまでに1週間かかったね。そうやって正常に戻っていったんだ。エネルギーが湧いてきたけど、一般的なそこらへんの風邪とは違うものだよね」
「正直、個人的な意見だけど、強要するわけじゃないけど、ワクチンは接種したほうがいいと忠告したいね」
アイアン・メイデンは先週、通算17作目となる待望のアルバム『戦術』をリリースしている。
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