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フレディ・マーキュリーはエルヴィス・プレスリーに捧げる曲を浴室で10分で書いたとクイーンのブライアン・メイとロジャー・テイラーは語っている。

1979年発表の“Crazy Little Thing Called Love”はエルヴィス・プレスリーが42歳で亡くなった2年後に書かれている。

メンバー4人が揃ってから50周年となることを記念してYouTubeで公開されている「クイーン・ザ・グレイテスト」の最新話でロジャー・テイラーとブライアン・メイは“Crazy Little Thing Called Love”の生まれた経緯とバンドに与えた影響について振り返っている。

アルバムを7枚レコーディングしたことを受けてブライアン・メイは作戦を変更したことを語っている。「アイディアをほとんど持たずにスタジオに入って、一から始めるという贅沢な方法を取ったんだ」

フレディ・マーキュリーがエルヴィス・プレスリーを好きだったことについてブライアン・メイは次のように語っている。「フレディはエルヴィス・プレスリーやクリフ・リチャードが好きだったということは言っておかなくちゃならないね。フレディはすぐに書いたんだよ。あっという間に連中と仕上げたんだ。僕が着いた時にはほとんどできていたよ」

「エンジニアのラインホールド・マックがなんとか仕上げたようなサウンドはすごく自然でリアルな雰囲気のあるもので、それが大きく貢献したんだ。すごく本物のサウンドで、すべてがオリジナルのロックンロール・サウンドの感じになっているんだよ」

“Crazy Little Thing Called Love”はクイーンにとって初の全米シングル・チャート1位を獲得した楽曲で、全英シングル・チャートでは2位を獲得している。

先日、ブライアン・メイはフレディ・マーキュリーが生きていたら、クイーンで一緒にライヴを行っていたと思うと語っている。「面白いのはどんどん彼が一緒にいるかのように感じているんだ。おそらく年老いて空想的になっているんだろうけど、フレディは毎日僕の日々にはいいるんだ」

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