メガデスのフロントマンであるデイヴ・ムステインは5月に脱退したデイヴィッド・エレフソンがバンドに復帰することはないと改めて述べ、新作でもベースが差し替えられていることを示唆している。
デイヴ・ムステインはアメリカ動物虐待防止協会への資金を募るために、有名人からの個人的な動画を受け取ることができるプラットフォーム「カメオ」に参加している。
150ドルを寄付したロック・フィードというYouTubeチャンネルはデイヴ・ムステインの動画を公開しており、デイヴ・ムステインははっきりと次のように語っている。「デイヴィッド・エレフソンが戻ってくるチャンスはあるかって? その答えはノーだよ」
デイヴ・ムステインは元メタリカのジェイソン・ニューステッドが後任を務めるのではないかという噂についても否定している。「そんなことは起こらないと思うよ」ジェイソン・ニューステッド自身も既に5月の時点で噂を否定していた。
先月、デイヴ・ムステインはデイヴィッド・エレフソンがレコーディング・プロセスの大半に関わっていたものの、『ザ・シック、ザ・ダイイング…アンド・ザ・デッド』と現時点で名付けられている通算16作目のアルバムには参加しないことを明らかにしている。
デイヴ・ムステインは先日、デヴィッド・エレフソンのパートが新しいベーシストによって差し替えられると述べているが、それが誰かは明かしていなかった。しかし、アレックスというファンに向けた別の「カメオ」の映像でデイヴ・ムステインは少しだけヒントを与えている。
「今、スタジオを歩いているところなんだけどね」とデイヴ・ムステインは語っている。「プロデューサーのクリス・レイクストローがコンソールの後ろに座っているよ。謎のベーシストは椅子の後ろに隠れたから、見えないよ」
「誰かはもうすぐ言うよ。誰かは分からなかったとしても、誰よりも先に君は彼を見たんだ」
今年5月、デイヴィッド・エレフソンは未成年の少女も含む女性へのグルーミングを行っていることへの告発から2週間を経て、バンドを脱退している。デイヴィッド・エレフソンは「プライベートの成人とのやり取りを文脈なく公開されたものだ」と告発を否定していた。
メガデスはデイヴィッド・エレフソンの脱退の発表時に次のように述べている。「起きたことのあらゆる詳細を知っているわけではありませんが、既に緊迫した関係にあり、現時点で明らかになっていることで一緒にやることを進められなくするのには十分でした」
デイヴィッド・エレフソンはグルーミングをやっていることを匂わせた「非常にプライベートな映像」をアップした人物に法的措置を取っている。デイヴィッド・エレフソンはスコッツデール市警の警官と会ったことも明らかになっている。
広告 ザ・ビートルズの新作ドキュメンタリー『ビートルズ ’64』がディズニープラスで11月29日(金)より独占配信!
Copyright © 2024 NME Networks Media Limited. NME is a registered trademark of NME Networks Media Limited being used under licence.