エド・シーランはU2のボノに子どもの父親としてキャリアを進めるにあたってアドバイスを求めたことを明かしている。
妻のチェリー・シーボーンとの間に娘のライラを昨年もうけたエド・シーランは、スタジアムをソールド・アウトさせながら家族としての義務を果たせるかどうか疑問を抱き始めて、U2のボノに相談を持ち掛けたという。
「チェリーが妊娠したと分かった時、『これをキャリアの中でどう対処していけばいいんだろう?』と思ったんだ」とエド・シーランはアップル・ミュージックのゼイン・ロウに語っている。
「ドキュメンタリー『魂の叫び』を基本的に観たことはあったからね。いや、これだと思ったんだ。U2はスタジアム・ツアーかなんかをやっていて、ボノは28歳で、29歳で『魂の叫び』のツアーを終えた時には第一子が生まれた。それは彼らにとって最初のスタジアム・ツアーで、その後30年間にわたってスタジアム・ツアーをやっているわけだからね。それで自分としては近い立場にある人かもしれないと思ったんだ」
交わした会話についてエド・シーランは次のように説明している。「それで連絡を取ったんだけど、3時間ぐらい話をしたんだ。最高に素敵な人だったよ。それで話をしたんだけど、彼とこんな繋がりを感じたことはなかったね。こんなことになるなんて思ってなかったよ。でも、実現させたんだ。何が彼に電話をさせたのかは分からないけどさ。けど、こうして話をすることになって、父親でありながら、どうやってキャリアを進めていったか話をしてくれたんだ。どういう学校に行ったかとか、ツアーなんかをどうやって過ごしたかを話してくれたんだ」
「それをすべて教えてもらって、そうして会話を終えたんだ。その後はU2をアナログ盤で聴き込んだね。それでアルバムを全部聴き込んだけど、ヘッドフォンをして目を瞑れば違った体験になるんだ」
エド・シーランがU2に連絡を取ったのも頷ける話で、エド・シーランは史上最も収入を上げたツアーの記録でU2を抜いている。
『÷(ディバイド)』ツアーは総額7億3670万ドルの売り上げを上げており、U2が2011年に達成した7億3540万ドルを超えている。当時、エド・シーランは記録を塗り替えたことについて「驚きの感情だよ」と語っている。
エド・シーランはEDMを取り入れた今年最初の楽曲となる“Bad Habits”をリリースしている。
“Bad Habits”は長年のコラボレーターであるスノウ・パトロールのジョニー・マクデイドと『No.6 コラボレーションズ・プロジェクト』でも手を組んだFRED(フレッド)が共同作曲/共同プロデュースした楽曲で、通算4作目となるソロ・アルバムから最初にリリースされた楽曲と見られている。
エド・シーランの新作は今年秋のリリースが予定されている。
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