ザ・ビートルズのジョージ・ハリスンは『オール・シングス・マスト・パス』の50周年を記念したボックスセットがリリースされることが決定している。
アルバムは全曲がオリジナル・マスターテープからリミックスされており、息子のダーニ・ハリスンがエグゼクティヴ・プロデューサーを務めている。ミキシングはザ・ローリング・ストーンズの『山羊の頭のスープ』の再発やジョン・レノンの『ギミ・サム・トゥルース』を手掛けたポール・ヒックスが担当している。
「今回のニュー・ミックスによって音質は向上し、このアルバムがより明るく、より豊かで、より素晴らしいものに仕上げられている」とプレス・リリースには記されている。
ウーバー・デラックス・エディションはLP8枚またはCD5枚+ブルーレイ・オーディオ・ディスク1枚を特殊デザインの木製ボックス (約12.4インチ×12.4インチ×17.5インチ) に収めたものとなっている。47トラックのデモ、セッション・アウトテイク、スタジオ・ジャム音源が収録され、そのうち42トラックは未発表音源となっている。ブルーレイにはオリジナル・アルバムのHDステレオ、5.1サラウンド、ドルビー・アトモスの音源が収録される。
ウーバー・デラックス・エディションには妻のオリヴィア・ハリスンが監修した全96ページの拡張版スクラップブックと制作過程を記録した全44ページのブックレットが同梱される。
さらにウーバー・デラックス・エディションにはジョージの自宅フライアー・パークにあるヨーロッパナラの倒木から作られた木製のしおりやミュージシャン/アーティストのクラウス・フォアマンによる限定イラスト、さらにはパラマハンサ・ヨガナンダの著作『ライト・フロム・ザ・グレート・ワンズ』やルドラークシャ・ビーズ (特製ボックス入り) も同梱される。
他にも5CD + 1ブルーレイのスーパー・デラックス・エディション、3CDのデラックス・エディション、2CDエディション、LP8枚組のスーパー・デラックス・LPエディションがリリースされることが決定している。発売日は8月6日になる。
リリースの詳細はこちらから。
https://www.universal-music.co.jp/george-harrison/
昨年11月、再発を予告する形でタイトル曲“All Things Must Pass”の2020ミックスが公開されていた。
先月、今回のボックスセットにも参加しているクラウス・フォアマンはジョージ・ハリスンと初めて会った時のことを振り返っている。
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