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ジャネット・ジャクソンは兄のマイケル・ジャクソンとのコラボレーションとなった1995年発表の“Scream”のミュージック・ビデオで着ていた衣装が12万5000ドル(約1350万円)で落札されている。

5月14日から5月16日の3日間にわたって5月16日の55歳の誕生日を記念してジュリアンズ・オークションでオークションが開催されている。

1000点以上の品々が出品されており、その中にはダンサーのレネ・エリゾンド・ジュニアと1991年に極秘結婚した際のウェディング・ドレスも含まれている。『リズム・ネイション』のミリタリー・ジャケットは8万1250ドル(約885万円)、有名な鍵のついた銀のイヤリングは4万3750ドル(約475万円)で落札されている。

ヘレン・ストーリーがデザインした羊皮の裏地と襟と袖をもった銀のメタリックなロング・コートは5万ドル(約545万円)で落札されている。コートの下で着ていたビキニのセットは2万5600ドル(約280万円)の値を付けている。

最高値を付けた品の一つが“Scream”のミュージック・ビデオで彼女が着ていた未来的な衣装で、ミュージック・ビデオは当時最も高い製作費となる700万ドルで製作されている。黒の円形のバブルがテクスチャーとなっているロング・スリーヴのTシャツとレザー・パンツとブーツのセットは12万5000ドル(約1350万円)で落札されている。

ロンドンのハード・ロック・カフェでは先月5日間、コスチュームや品々の貴重な展覧会が行われており、ニューヨークとロサンゼルスでも展覧会は行われている。

「ジャネットがこうしたことをこれまでやったことはありませんでした」とジュリアンズ・オークションの取締役であるマーティン・ノーランは語っている。「彼女に何度もアプローチしてきましたが、オークションで彼女にまつわるものを見つけるのは常に非常に困難となっていました。というのも、彼女はすべてを保管してきたからです」

マーティン・ノーランは『オブザーヴァー』紙に次のように語っている。「ジャネット・ジャクソンとオークションをまとめるのはカタルシスのようなプロジェクトでした」

オークションの収益の一部は子どもを支援するための団体、コンパッション・インターナショナルに寄付される。

ジャネット・ジャクソンは二部構成のドキュメンタリーが来年公開される予定となっている。

『ジャネット』と題された本作は1982年にリリースされたデビュー・アルバムの40周年を記念したものとなっている。

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