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ジョン・ライドンはダニー・ボイルが手掛けるセックス・ピストルズの伝記映像作品について「冒涜」だと語り、彼の同意なく映画製作は許可が出されたと述べている。

ジョン・ライドンは新たなインタヴューで映画製作サイドを訴える法的アドバイスを求めているとして、彼の同意や参加を求められることはなかったと主張している。

『サンデー・タイムズ』紙のインタヴューでセックス・ピストルズの6話の伝記映像作品から公開された最初の写真についてジョン・ライドンは次のように語っている。「これまででも耐えなければいけなかった最大の冒涜だと思う。自分を演じる俳優を雇ったわけだけど、その俳優は何に取り組んでいるのかっていうね。きっと自分のキャラクターではないからね。法廷以外には考えられないね」

『ピストル』という映像作品はクレイグ・ピアースが製作し、クレイグ・ピアースとフランク・コートレル・ボイドが脚本を手掛け、ダニー・エルフマンが監督と製作総指揮を担当している。先月から撮影が開始されているものの、公開/配信日は決定していない。

インタヴューでジョン・ライドンはダニー・ボイルのことは知らないのかと訊かれて「まったく知らないわけでもない」として、2012年のロンドン五輪の開会式を準備している時に会ったことがあると語っている。

彼は次のように続けている。「申し訳ないけど、私のことなどどうでもよくて、実現すると思っているんだろうけどさ。大きな諍いなしには実現しないよ。私はジョニーだからね。私のビジネスに干渉してくるなら、結果として最後まで私のビジネスに関わることになるんだ。不名誉なことだよ」

『ピストル』の広報担当者は『サンデー・タイムズ』紙にダニー・ボイルはこの映像作品についてジョン・ライドンのマネージメントに連絡をとったものの、「最終的に直接のコンタクトはとれなかった」と述べている。

『ピストル』は2018年発表のスティーヴ・ジョーンズによる回想録『ロンリー・ボーイ:テイルズ・フロム・ア・セックス・ピストル』を原作としたもので、FXのために伝記映像作品が製作されている。

『ゲーム・オブ・スローンズ』への出演で知られるメイジー・ウィリアムズがパンク・アイコンのジョーダンを演じ、『ベイビーティース』への出演で知られるトビー・ウォレスがスティーヴ・ジョーンズを演じる。

『1917 命をかけた伝令』のアンソン・ブーンがジョン・ライドンを演じ、『エノーラ・ホームズの事件簿』のルイ・パートリッジがシド・ヴィシャスを演じ、ジェイコブ・スレイターがポール・クックを演じる。

他にも『デリー・ガールズ 〜アイルランド青春物語〜』のディラン・ルウェリンがウォーリー・ナイチンゲールを演じ、『ドント・ウォーリー・ダーリン』のシドニー・チャンドラーがクリッシー・ハインドを演じ、『ウィッチャー』のエマ・アップルトンがナンシー・スパンゲンを演じる。

ダニー・ボイルはセックス・ピストルズのブレイクについて「イギリス社会とカルチャーを永遠に変えることになった瞬間」と述べている。

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