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システム・オブ・ア・ダウンは「サナダムシ」が登場する歌詞をめぐってバンド内で大きなケンカがあったことをリック・ルービンが振り返っている。

2001年発表の『毒性』に収録されている“Needles”には「Pull the tapeworm out of your ass(サナダムシを自分のケツから引きずり出せ)」という歌詞が登場する。

リック・ルービンはポッドキャスト『ブロークン・レコード』でサージ・タンキアンと共にこの曲の歌詞とそれを受けてのケンカを振り返っており、バンドが解散することもあり得ると思っていたことを明かしている。

「元々は『Pull the tapeworm out of my ass(サナダムシを俺のケツから引きずり出してくれ)』だったんだ。ダロン・マラキアンとシャヴォ・オダジアンは『my ass』というのが気に入らなかったんだ」とサージ・タンキアンはリック・ルービンに語っている。「彼らは『いやいやいや、クールに聴こえないな。カッコ悪いよ。ひ弱な感じがする』とかなんとか言っててね」

「形容詞として使いたい言葉でね。『言おうとしたのは哲学的なことだったんだ。自分から悪いものを取り除くというね』と自分は答えたんだ」

「あの歌詞についてはバンドの解散もあり得るくらいだと思ったよ」とリック・ルービンは振り返っている。「すごく激しかったね。でも、それはバンドの熱量を物語っていたよね。本物の熱量で素晴らしかったんだ。実際のところ、その歌詞は対して重要じゃないんけどね。一語のコミカルとも言える一節のせいでバンドを解散させる、もしくは素晴らしい曲が失われる可能性もあったんだ。その可能性もあったんだ」

サージ・タンキアンは次のように続けている。「やらなければならなかったのは『Pull the tapeworm out of your ass』に変えることだった。『my』を『you』に変えて、中盤に『Pull the tapeworm out of me』という一節を入れたんだ。それでみんなもOKしてくれてね。これを聞いたら『なんてバカなんだ』と思うだろうけどさ」

「メタルのアティテュードとメタルじゃないアティテュードの対決だったんだと思う」とサージ・タンキアンは続けている。「自分としては音楽でかよわさを見せたかったんだ。それを出すことは気にならなかったんだよね。だって、アーティストというのはどちらにしても傷つきやすいものだからね。見せようと見せなかろうとね。でも、メタルのアティテュードというのは『そうじゃない。俺たちはメタルだ』というものでさ。それが何より大きかったと思う」

先日、サージ・タンキアンはシステム・オブ・ア・ダウンについて「いいバンドにはたくさんの競り合いがあるんだ」と説明し、昨年の大統領選挙で政治的見解の違いが「露わになった」ことについて「新たな現象だった」と述べている。

ジョン・ドルマヤンはブラック・ライヴス・マターを批判し、ドナルド・トランプ元大統領を支持しており、そのせいで仕事をしなくなってしまった人もいることを明かしている。

それに対してサージ・タンキアンはドナルド・トランプ元大統領を「大統領として見たことはなかった」として、第一期目を通してドナルド・トランプ元大統領の批判を続けていた。

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