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コールドプレイ、アンナ・カルヴィ、グラス・アニマルズ、ブライアン・イーノ、ホット・チップらは気候変動の取り組みのためにプレイリストを制作している。

非営利団体のクライアントアースによる「プレイリスツ・フォー・アース」というプロジェクトはアーティストやフェスティバルが地球を救うことについてのメッセージを広げるプレイリストを公開するものとなっている。プレイリストは曲名を順に読んでいくと重要なメッセージになるものとなっている。

60以上のプレイリストが制作されており、アルト・ジェイ、トム・ミッシュ、ミルキー・チャンス、フランシスカ・ヴァレンズエラ、オール・ポインツ・イースト、ブリティッシュ・サマー・タイムらがプレイリストを提供している。

今年はグラスゴーで環境についての未来の道筋を決める国連気候変動枠組み条約第26回締約国会議が11月に開催される予定となっている。

アンナ・カルヴィは次のように語っている。「今はこれまで以上に気候変動について語り、愛する地球を守る行動をとらなければなりません。大きな文化的変化と迅速な政府の対応が必要なのです」

「プレイリスツ・フォー・アースに参加したいと思ったのはだからです。国連気候変動枠組みの会議に先立って新たな形で世界で起きていることを探求して、対話を生み出したいのです。アートは問題への関心を向ける力を持っており、アートでの地位を何かを伝えるために使うのは重要なことです」

クライアントアースのCEOであるジョナサン・ソーントンは次のように述べている。「エコな弁護士として私の仕事は人々に未来の安全を作り出すことです。アートやアーティストの活用をすることでゴールを達成する土台を作ることができます。法というのは地球とお互いのやりとりの中で全体として望むことで合意したルールです。でも、まずはどういうものであってほしいのか、想像してコミュニケーションを取らなければなりません。その時にアートや音楽、文学ほどパワフルなツールはありません」

「パリ協定から5年となる国連気候変動枠組み条約第26回締約国会議の前にミュージシャンやレーベル、フェスティバルと力を合わせて、音楽という最も普遍的な言語を使って気候に関する議論を考え直して参加してもらうことにしたのはだからです。プレイリスツ・フォー・アースは音楽の世界的な力を活用して、新たな人々と共に活発な議論を起こすものです。悲劇ではなく解決への会話をしたいのです」

プレイリストはこちらから。

https://www.playlistsforearth.com/

先日、コールドプレイはマレーシアでプラスチックなどで汚染された川を浄化する船のスポンサーとなっている。

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