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システム・オブ・ア・ダウンのギタリストであるダロン・マラキアンは“B.Y.O.B.”に合わせてドラムを叩いて銃を撃つ人の動画を投稿して、銃社会に関する自身の見解を口にしている。

公開された動画は「ガンドラマー」と称する人物が制作したもので、彼は銃の音をビートを作るのに使っており、ライフルやマシンガンの音を曲に合わせて使っている。

「ガンドラマーによる新たな素晴らしいパフォーマンスだよ。銃は自己防衛に必要なツールなんだ。そして、銃はパーカッシヴな楽器でもあるんだ」とダロン・マラキアンは述べている。

ダロン・マラキアンは熱心な銃規制反対派として知られており、彼のバンドであるスカーズ・オン・ブロードウェイでは2019年に“Guns Are Loaded”という曲をリリースしている。

システム・オブ・ア・ダウンのジョン・ドルマヤンはブラック・ライヴス・マターを批判して、ドナルド・トランプ元大統領を支持したことで批判を受けていた。その政治的見解のために仕事を断られたことも明らかになっている。

しかし、サージ・タンキアンはジョン・ドルマヤンとの関係に政治的見解よりも友人関係のほうが大切だと述べている。

「僕らはすごくいい友人なんだ。家族であり、僕のバンドのドラマーでもある。だから、もちろん、本当にいろんなことについて語っているんだ。政治的見解も含めてね」とサージ・タンキアンは語っている。

「ある話題で見解が一致しない時でも、他のことで一致しないというわけじゃないからね。アルメニアのことでは一致しているし、例えば、家族のことや、その他のことでも、個人的なことなんかでは一致ししている。でも、アメリカ政治となると、正反対の立場になるんだ。僕らは2人とも熱心で、情熱的だから、それで問題ないんだ」

「ジョン・ドルマヤンのことは非常に尊敬しているけれども、彼のアメリカ国内政治についての見解はそうじゃないんだ。それでいいんだ」

システム・オブ・ア・ダウンは昨年11月にアルツァフ共和国の紛争への認知を高めるために15年ぶりとなる新曲“Protect The Land”と“Genocidal Humanoidz”をリリースしている。今年1月には“Genocidal Humanoidz”のミュージック・ビデオが公開されている。

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