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U2のフロントマンであるボノは貧困のためのチャリティ団体である「ONE」は暮らしにおけるワクチンの重要性を訴えるアニメーションを公開している。

アニメには俳優のマイケル・シーン、ペネロペ・クルス、デヴィッド・オイェロウォが声優として参加しており、新型コロナウイルスのワクチンが世界の貧しい国では不足していることを訴えるものとなっている。

チャリティ団体「ONE」を通して公開された『パンデミカ』には声優としてクメイル・ナンジアニ、フィービー・ロビンソン、ワンダ・サイクスも参加している。

「『パンデミカ』のアニメーションはシンプルな真実をアニメ化したものです。住んでる場所で命を救う注射を受けられるかどうか、決まってはならないということです」とボノは声明で述べている。

「私たちの多くもまだ待っている状況ですが、世界では多くの人々がまだ列にも並んでいない人がいることをちゃんと確認しなければなりません。これは間違いなくすべきことであり、私たち全員がパンデミックから抜け出すための唯一の方法でもあるのです。ワクチンがすべての場所に行き渡らなければ、パンデミックは終わりません」

公開された映像はこちらから。

デヴィッド・オイェロウォは動画について次のように述べている。「全員がパンデミックに閉じ込められていますが、一部の人だけが抜け出すことができます」

「このウイルスは不平等の下に生き延びているのです。現在、何十億もの人々がワクチンを打とうとしていますが、その機会を得られない人がいます。どこでも、誰に対してもパンデミックを終わらせるために必要なことをしなければなりません」

昨年、U2のボノは新型コロナウイルスの感染拡大を受けて医療用品が国家間で争奪戦になっていることを受けてアイルランドに手を貸している。ボノはアイルランドの医療にマスクなどの防護具を見つけてもらうよう韓国の大統領である文在寅やアップルのCEOであるティム・クックに連絡をとっている。

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