360度のパノラマ・ミュージック・ビデオ


もし、地球最後の日に、NASAの緊急宇宙船に誰か1人を最初に乗せるとしたら、それはビョークだろう。彼女は常に最新のテクノロジーを取り入れてきたが、360度のバーチャル・リアリティを、その場にいるように体感できる昨年のビデオ・クリップ“Stonemilker”も例外ではない。このビデオ・クリップでは吹きすさぶアイスランドのビーチ周辺をズームやパノラマで見ることができ、ファンを感動させた。近い将来、3Dテレビでミュージック・ビデオの中を体感できる日も近いだろう。ソファから立たなくても何マイルも先を体感できるようになる。


Chromehatic


イギリスのクレイジーな帽子職人ジョディ・カートマンが、インディーズ・エレクトロニック界の「ガジェット警部」、クリュードソンと組み、演奏可能なキラキラ光るヘッドセット・シリーズを作った。水晶をかたどった王冠にはMIDIコントローラーが搭載され、頭を動かせばシンセサイザーの音から点滅する光まで操れる。ステージから下りる時は、外すのを忘れないように。


Glow レーザー・ヘッドフォン


真っ白なアップルのヘッドフォンに誰もが熱狂したのを覚えているだろうか? それはそれとして、このヘッドフォンは、実用的で新しい発明の土台とも言えるレーザー光線に閃きを受けている。これならバッグの中でもなくなる必要もない。


ロリ社製 Seaboard


ロリは未来の楽器を作り出す。この滑らかで新しいタイプのキーボードは、アーティストの抽象的なハードドライブの配線を替え、ジョージ・クリントンの『マザーシップ・コネクション』を超える作品を作り出せるかもしれない。主な特徴は、鍵盤の感度が過敏で、曲げるなどフレキシブルに動かせ、今まで体感したことがないようなコードを作り出すことができる点だ。


EEGのヘッドセット


EEG(脳波計)は、脳波を読み、診断し、そして研究するために長い間使用されてきた。最近のEEGヘッドセットは、かなりコンパクトで手頃な価格の物も多く、脳波を計測し、即時にデータを抽出できる。このデータはいろいろな用途に利用できるようになり、脳波を音楽制作に使用するアーティストも出てくるだろう。アルバムを制作するのに「考える」だけでできるようになるということだ。バンドやリハーサルなんて、古き良き2015年の置き土産になるかもしれない。


ベレッズ社製 Qライト


Qライト・シリーズは、部屋で音楽を楽しむのに最適なライトだ。アプリを通してライトの色とタイミングをカスタマイズでき、朝から晩まで毎日壁を照らし、気分を高めてくれるだろう。ラナ・デル・レイにはレッド・ベルベットを、スヌープ・ドッグにはグリーン、もし誰かがあなたのプレイリストを奪ってワン・ダイレクションの曲を選んだら、その時は照明を消してしまえ。


DrumPants


服もそろそろ改良される必要がありそうだ。これまで長い間、ロンドンのカムデン・タウンにある地下のショップで購入したキーボード柄のネクタイや光るレイヴ用のTシャツに頼らざるを得なかった。しかし、それはアメリカのテレビ番組「ストレージ・ウォー」に出てくるがっかりするような倉庫で行われる、人がまばらなスクリレックスのライヴのようなものだ。さあ、DrumPantsだ。ウェアラブルなMIDIセンサーを脚に装着し、歩きながらジョン・ボーナムの演奏の真似ができる。喋った後は必ず足をガタガタさせて、「ズン・チャ」と付け加えよう。

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