ニルヴァーナ VS ガンズ・アンド・ローゼズ

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こちらは新参者が古参を押しのけたが、相手が乗ってこなかったパターンだ。1992年のMTVビデオ・ミュージック・アウォーズでカート・コバーンとコートニー・ラヴが(冗談半分で)アクセル・ローズに彼らの子供のゴッドファーザーにならないかと持ちかけた。アクセル・ローズは「お前の嫁を黙らせておけ、そうしないと、お前を道ばたに放り出すぞ」と鋭く切りかえしている。

ダンディ・ウォーホルズ VS ブライアン・ジョーンズタウン・マサカー

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こちらの2組は根深く、気難しいライバル関係で、それについての映画が1本できてしまったほどだ。実際のところ、最初は仲良しだったのだが、2004年の映画『DIG!』では、関係がこれまでにないほど悪化して、ブライアン・ジョーンズタウン・マサカーのアントン・ニューコムが友人の成功に嫉妬する様子を描いている。今では彼も落ち着いたようなので、これ以上銃弾を送りつける必要はないだろう。

フレーミング・リップス VS アーケイド・ファイア

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楽天的で太陽の光のようなウィン・バトラーが誰かについて愚痴を言うのは想像しがたいが、平和の剣を振りまわすヒッピーであるウェイン・コインは例外だ。ウェイン・コインがアーケイド・ファイアのツアーでの振る舞いについて「嫌な奴ら」と言及したことで、関係は悪化した。ウィン・バトラーが軽蔑するような返事をしたことで、ウェイン・コインはすぐに「彼らの音楽は十分好きだ」と心から謝罪している。心からね。

トレント・レズナー VS マリリン・マンソン

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「俺は富と権力が人格を歪めると思う」と、マリリン・マンソンは、1996年の『アンチクライスト・スーパースター』のプロデュースを務めたかつての仲間であるトレント・レズナーについて言及した。それに対して、トレント・レズナーはすぐに和解を申し込んだ。ある意味。いや、実際はまったくの逆で、「あいつはラリったピエロだ」と2009年に発言している。

スペースメン3 VS ループ

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1980年代後半に活躍したサイケ/ドローンのバンド2組は、きっと良くつるんでたんじゃないか? 答えはノーだ。スペースメン3のソニック・ブーム(ピーター・ケンバー)は、ループのリーダーのロバート・ハンプソンに自分のアイデアをいつも盗まれていたと主張している。「あいつらはマジで盗人だ!」と1989年に『ライム・リザード』誌に語っている。「あいつらのファースト・アルバムのスリーヴ、あいつらのサウンド、あいつらのライヴ・パフォーマンス、全部そうだ」。

ニッキー・ミナージュ VS リル・キム

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仲間を侮辱する時には、いつだってズケズケと発言するものだ。リル・キムは、ニッキー・ミナージュが2010年にリリースした曲がパクリだと批判している。同年、リル・キムは“Identity Theft”という曲をリリースしており、カヴァー・アートにはニッキー・ミナージュの写真を貼り付けて、はっきりと挑発している。

ザ・ブラック・キーズ VS ニッケルバック

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「ニッケルバックが世界で最も偉大なバンドなんて事態を人々がよしとしているから、ロックンロールは死にかかってるんだ」と、ザ・ブラック・キーズのパトリック・カーニーは2012年に米『ローリング・ストーン』誌に語っている。「だから、最も偉大なロック・バンドが常にクソみたいな状態ってことに皆が慣れてしまうんだよ」。数週間後、彼は(若干は)悔いたようで、「ニッケルバック以上に最悪なバンドはたくさんあるけどね、たぶん」と語気を緩めている。

デュラン・デュラン VS スパンダー・バレエ

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スパンダー・バレエは流行に敏感なソーホーのブリッツ・キッズで、デュラン・デュランはアイライナーを引いたバーミンガム出身のバンドだ。勝つのはどちらか1組だけだが、スパンダー・バレエには代表曲がなく、一方のデュラン・デュランは世界を征服した。最終決戦は1985年にBBC1で放送されたDJのマイク・リードが出題するクイズ番組「ポップ・クイズ」だった。ここでもデュラン・デュランが勝利している。

ジェイ・Z VS ナズ

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ゆったりと腰掛けたなら、事の発端となった1996年からお話を始めよう……。ナズはジェイ・Zをディスって、ジェイ・Zはナズをサンプリングしました。そして、両者は誰が「キング・オブ・ニューヨーク」かを懸けて、辛辣な言葉の応酬を繰り広げました。ナズはジェイ・Zのセクシャリティを中傷し、ジェイ・Zは『ザ・ブルー・プリント 2:ザ・ギフト&ザ・カース』でナズをこき下ろしました。ジェイ・Zは突如として2003年に引退を表明しましたが、復活して、ナズとの共作“Black Republican”を発表。そうして末永く幸せに暮らしたとさ。めでたし、めでたし。

ザ・ブラック・キーズ VS ジャスティン・ビーバー

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ザ・ブラック・キーズは、ニッケルバックにはどうにか対処できたようだが、相手がジャスティン・ビーバーとなると、彼らの手には余るのではないだろうか。パトリック・カーニーは、2013年にジャスティン・ビーバーがグラミー賞を獲得できなかったことについて「グラミーはほら、音楽の賞だから。金じゃなくてさ」と言及したことを受けて、ジャスティン・ビーバーは「ザ・ブラック・キーズのドラマーは殴られればいいのに。ハハハ」とツイートしており、この争いは今もくすぶっている。

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