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ノエル・ギャラガーU2のボノからアドバイスを受けたことを明かし、ボノに成功は単純に自身の書く曲のクオリティに要約されると言われたことについて語っている。

「U2は俺らの世代、俺らの生涯を通して最高のコーラスをいくつか書いてきたわけだけどさ」とノエル・ギャラガーはオーストラリアのラジオ局「トリプルJ」に語っている。

「俺が彼らから学んだのは、書いてる曲のコーラスが素晴らしい間は、何もしなくていいんだ。正しいバランスを保てりゃ、永遠に音楽業界にたむろしてることができるだろうね。でも、自分はすげえんだとか、もしくは――いい言葉を探してるんだけど――クソだなんて考える罠にハマった場合は、そんなに長くは続けていけないんだよね。でも、もし自分のやってることがすごかったとしたら、いい奴じゃなくてもいいんだよ」

さらに次のように続けている。「俺は偉大なシンガーでもなければ、一流のギタリストでもない。ダンスなんかできないに決まってるんだけど、それでも俺の曲は人々の心に響いたんだ。それでどうにかうまくやりおおせてるんだよ。ボノがある晩、俺にこう言ったんだ。『君の曲が素晴らしい限りは、行儀よくする必要なんてないんだよ』ってね」

ノエル・ギャラガーは、昔からU2への愛を口にしてて、最近の「イノセンス・アンド・エクスペリエンス」ツアーのライヴを「サイケデリックな体験だった」と語っている。

ノエル・ギャラガーは、「トリプルJ」のインタヴューでポール・ウェラーにも賛辞を捧げている。

「50をとうに超えている人と話しているんだけどさ、彼はそんな風には見えないんだ。まるでティーンエイジャーみたいなんだよ。憧れちまうよな」とノエル・ギャラガーは語っている。

「彼は本当に、完全にその日その日を生きているんだ。彼は本気なんだよ。それでスタジオに入ってる時は、作ってるレコードに没頭してるんだ。俺が彼から学んだのは、上手にやってのけること、それと本気でやるってことなんだ。彼はライヴでも、パフォーマンスでも、レコーディング・セッションでもすべてを注ぎ込んでるんだよ」

「なんで、俺が本気じゃないから、彼を怒らせてしまうこともあるんだ。俺が言っちゃうんだよ。『やあ、ポール、大物はそんなに挑戦しようとは思わないんだよ、分かるだろ?』ってね。必死に汗をかいている人がいるのに、俺はサッカーを見ながら、ヤカンを持って座ってるって感じなんだ」

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