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スリップノットは先週ライヴ・デビューを果たした新ドラマーの正体が明らかになっている。

スリップノットは1999年のアーティスト写真を踏襲した赤のツナギに身を包んだ9人による新たなアーティスト写真をソーシャル・メディアで公開している。写真は8人のメンバーがタグ付けされており、ドラマーがエロイ・カサグランデであることが明らかになっている。

セパルトゥラのドラマーだったエロイ・カサグランデも自身がドラマーであることを発表している。エロイ・カサグランデは現地時間4月25日にパイオニアタウンにある350人収容のパッピー+ハリエットのバーベキュー・バーでスリップノットとしてのライヴ・デビューを果たしている。スリップノットは週末にラスベガスで開催されたシック・ニュー・ワールド・フェスティバルのヘッドライナーを務めている。

ライヴは1999年の赤のツナギで行われており、オリジナル・メンバーも当時のマスクを再現したレプリカを着用しており、すべてがバンドのデビュー25周年と関係している。

新ドラマーがエロイ・カサグランデだと明かされたことは、長年のファンにとっては驚きと共に受け止められており、2013年のメンバー交代をはじめ、これまでの新メンバーの正体については公式に発表されることはなく、インターネット上の憶測に任せる形となっていた。

現時点でも昨年キーボーディストのクレイグ・ジョーンズに代わってキーボードとサンプラーを担当するメンバーは詳細が明かされていない。

新ドラマーについてはセパルトゥラが最後のワールド・ツアーに先立って長年のメンバーだったエロイ・カサグランデが脱退したことを発表したことを受けて、エロイ・カサグランデになるのではないかという憶測が数多く寄せられていた。

スリップノットは3月に折れた1本のドラムスティックの写真を投稿して、キャプションに「リハーサル」とのみ添えていた。ファンからはこのドラムスティックがエロイ・カサグランデが使っているものとプロマークの同ブランドであることも指摘されていた。

ショーン・クラハンは2024年のツアーで25周年を記念して、デビュー・アルバムを全編演奏するとも語っている。

『ケラング!』誌のインタヴューでショーン・クラハンは名作を全編演奏するつもりはあるか?と訊かれて、次のように答えている。「ああ、あのアルバムを最初から最後まで演奏するよ。ただ、分かっているのは企業社会に屈服するつもりはないし、あいつらの望むものを与えるつもりはない。あいつらが手に入れたとして、一体、俺たちは何を得られるんだ? だから、俺たちも楽しむつもりなんだ。つまり、小さな会場でやるということだよ。話を聞くまで分からないだろうし、話を聞いた頃には手遅れで、もう観ることはできないんだ。だから、心を広く持っておいてくれ。話を聞くのではなく、感じてもらえたらと思う。だって、俺は本気だからね」

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