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パール・ジャムのフロントマンであるエディ・ヴェダーはカンザスシティ・チーフスのキッカーであるハリソン・バッカー選手の卒業スピーチを批判している。

先日、ハリソン・バッカー選手はベネディクティン・カレッジの卒業式でスピーチを述べており、その中で働く女性やプライドを批判している。スピーチでハリソン・バッカー選手は女性はキャリアを追い求めるよりも主婦の役割を担うべきだとも語っている。

エディ・ヴェダーは現地時間5月18日に行われたラスベガス公演でハリソン・バッカー選手のスピーチを批判して、シンガーのジェシカ・ドブソンとキーボーディストのパティ・キングを擁するオープニング・アクトのディープ・シー・ダイヴァーを引き合いに出しながら話を始めている。

「男性でも女性でも素晴らしいバンドを担ってきた人たちというのはいる。シンガーのジェシカもキーボーディストのパティも、女性が男性の後塵を拝することに誇りを持つべきだという“ひどい嘘”は信じていないだろうけどね」

「男性にしても女性にしても家事には誇りを持つべきだけどね。おそらく最も大変な仕事の一つだし、プライドを持つべきだよ。でも、夢を追わないのは夢を諦めたほうが得だからって? そのロジックが理解できないよ」

エディ・ヴェダーは次のように続けている。「皮肉なのはアメリカン・フットボール選手で、キッカーだということだね。キッカーはタックルしたり、されたりしないからプロテクターも着けていない。なのに、『胸を張るのを忘れず、男らしくあれ。男らしさを失うな』と言い出したんだ。皮肉なのはそんなことを言いながら、弱虫のような見た目ってことだね」

「強い男性が強い女性を支えることほど男らしいことはない。質の高い人は平等を恐れないんだ」とエディ・ヴェダーは続けている。

物議を醸している卒業スピーチでハリソン・バッカー選手は「女性たちはひどい嘘をつかれてきた」として、中絶、体外受精、代理出産、ジョー・バイデン大統領、その「ひどい政策とリーダーシップのなさ」について言及している。

「長年にわたって自分の考えを話すことで私はかなりの評判を得てきたと言っていいでしょう」とハリソン・バッカー選手は語っている。「中絶、体外受精、代理出産、安楽死、そしてメディアにおける退廃的な価値観への支持の高まりはすべて無秩序の蔓延から生まれたものです」

「本日出席されている女性のみなさん、素晴らしい快挙おめでとうございます。直接的に簡潔に言うと、私が思うに女性たちはひどい嘘をつかれてきたのです」とハリソン・バッカー選手は続けている。「世界で成功するキャリアを歩む人もいるでしょうが、みなさんの多くは結婚と産み落とす子どもを最も楽しみにされているのではないでしょうか?」

スピーチでハリソン・バッカー選手は男性の卒業生に対して「堂々と男らしさを発揮して」「男性蔑視的な文化と闘う」ようにアドバイスを送っている。また、彼はLGBTQ+コミュニティのプライドについて「大罪」と評している。

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