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完全であるということはかけがえのないことである。だから、時にはそのことに値段が付けられることがある。シーアがニュー・シングル“Alive”への100万ドルのオファーを辞退した後、我々は実現しなかった儲け話について調査してみた。危ない宣伝広告の裏切りの機会から、恐怖のドル箱再結成まで、ここに紹介する15組のアーティストは目の前に大金を積まれても毅然として断った(またはポケットを空で歩き去った)人たちである。

アバ

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音楽の歴史の中で最高額のオファーの辞退と言えば、スウェーデンのポップ・アイコンであるアバが2000年、再結成のオファーで提示されて辞退した10億ドルというとてつもない金額だろう。辞退した理由は、ヴォーカルのアグネタ・フォルツコグが「250回の公演や何かを要求されたから」だと説明している。解散後の彼らの関係性の複雑な性質やバンド内で続けて起こった離婚のことなどを考慮すると、この再結成のオファーは好ましいものとは言えなかっただろう。


スーパー・ファーリー・アニマルズ

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カルト的人気を誇るウェールズ出身のヒーロー、スーパー・ファーリー・アニマルズは実験的インディーズ・タイプに分類されているものの、2006年、世界最大級の企業からあるオファーを受けた。コカ・コーラ社の広告に“Hello Sunshine”を使いたいと数百万ドルのギャラを提示されたものの、同社の労働者の扱い方を理由に辞退している。


ザ・ドアーズ

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1968年、ドアーズの“Light My Fire”を自動車の広告に使用したいと7万5千ドルのギャラを提示されたものの、ヴォーカルであるジム・モリソンがそれを拒否している。ジム・モリソンの死後に同様のオファーで1500万ドルを提示された際、残りのメンバーは長期に渡る議論を繰り広げるはめになった。オファーを受けようとしたレイ・マンザレクとロビー・クリーガーに対し、ドラマーのジョン・デンズモアはジム・モリソンの願いをふいにすることを拒んだのだった。


レッド・ツェッペリン

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再結成のオファーでヴァージン・グループの創設者リチャード・ブランソンから8億ドルを提示されたことがあるというウワサが取るに足らないものだったことは明らかになったが、そのウワサが信じられていたという事実がすべてを物語っている。このオファーを蹴った張本人であるロバート・プラントは、小さい国の1つも買えるような金額を見せられようと、もう昔のバンドでの演奏はしたくないようだ。


ビースティー・ボーイズ

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他の例と同様に、ビースティー・ボーイズも金額非公表の「大金」を断っている。アーノルド・シュワルツェネッガーの新作映画にビースティー・ボーイズの同名の楽曲“Sabotage”の使用を求められたものの、故アダム・ヤウクの「広告目的にバンドの楽曲を使わない」という希望を尊重し辞退した。


ザ・スミス

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2005年、コーチェラ・フェスティバルでの再結成のオファーを受けているザ・スミスだが、5百万ドルの提示も鼻であしらっている。モリッシーはこの件に関して、「金は関係ない」とコメントした。でも、再結成してほしい気持ちも少しある……。

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