スコット・ウェイランドの突然の死を受けて、彼がかつてフロントマンを務めたヴェルヴェット・リヴォルヴァーのメンバーが追悼のメッセージを発表している。
ギターのスラッシュ、ベースのダフ・マッケイガン、ドラムのマット・ソーラム、そして同じくギター担当のデイヴ・クシュナーの四人は、ダフ・マッケイガンのフェイスブックのアカウントから、スコット・ウェイランドへの急逝を悼むメッセージを共同で発表している。
「昔からの友人で、かつてのバンド・メンバーでもあるスコット・ウェイランドの訃報を受けて、メンバーみんなが深い悲しみに包まれている。スコットとは人生の大半を共に過ごしてきた。彼のつらい時期にも、希望と愛を持って一緒に乗り越えてきた。彼の音楽は永遠に生き続けるだろう。それだけは疑いの余地はない」
「スコットの二人の子供、ノアとルーシーに心から哀悼の意を表したい。俺たちのバンドは女房・子供も一緒に、ツアーで世界中を旅してきた。いつの間にか俺たちは大家族になっていて、それは今でも変わらない。とにかく今は悲しくて、失意の底にいる。スコットよ、安らかに」
バンドの追悼発表に先んじて、デイヴ・クシュナーは、スコット・ウェイランドの急逝のニュースを聞き、米国東部標準時の金曜日午前0時過ぎに“スコット・ウェイランドよ、安らかに”とツイートしている。
スコット・ウェイランドは、ストーン・テンプル・パイロッツでもヴォーカルを担当していた。彼はミネソタ州ブルーミントンのライヴへ向かうツアーの途中で、睡眠中に亡くなったと、米『ローリングストーン』誌がバンドのマネージャーに確認している。
スコット・ウェイランドは今年3月に、彼の新しいバック・グループであるザ・ワイルドアバウツを率いて、ソロ・アルバム『ブラスター』を発表している。彼の正式な死因についてはまだ発表されていない。彼のインスタグラムでは公式の死亡通知と共に「現時点では、スコット・ウェイランドの家族のプライバシーを尊重したい」と掲載されている。
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