Fiona Garden/NME

Photo: Fiona Garden/NME

ガール・イン・レッドは待望のデビュー・アルバム『イフ・アイ・クドゥ・メイク・イット・ゴー・クワイエット』をリリースすることを発表し、フィニアスがプロデュースした新曲も公開されることが決定している。

ガール・イン・レッドはデビュー・アルバム『イフ・アイ・クドゥ・メイク・イット・ゴー・クワイエット』を4月30日にリリースすることをソーシャル・メディアで発表し、ビリー・アイリッシュの兄であるフィニアスが共同プロデュースした“Serotonin”が3月3日に公開される。

ガール・イン・レッドことマリー・ウルヴンはここ数年にわたって『チャプター1』や『チャプター2』といったEPやシングルをリリースしており、2019年にはコンピレーション・アルバム『ビギニングス』をリリースしていた。デビュー・アルバムからはこれまで“Rue”と“Midnight Love”が公開されており、昨年12月にはクリスマス・シングル“Two Queens In A King-sized Bed”をリリースしている。


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「アルバムの大部分で言っていることは『こんなことはやめなきゃいけない。私は自分がやっていることが分かっているし、幸せな人間になる手助けにならないものも分かっている』ってことね」とマリー・ウルヴンは昨年12月に『NME』に語っている。「そういう部分がたくさんあるわ。トンネルの先に光があるんだけど、それは長い道のりがあることを意味するわけじゃない。自分が何と向き合っているかは分かっているけど、大変な仕事をしなくちゃいけないということなのよ」

「“Rue”で言っているのもそういうことよね。よりよくなろうとすること、よりよくなりたいということ。自分自身を磨くことがどれだけ大変かはあまり言えてないけどね。セルフケアとは自分で自分の面倒をみることでしょ。私は自分なんかダメで、自分なんか嫌いだという内なる声があるの。このアルバムではそんな自分自身と対峙しているのよ」

アルバムのサウンドについて彼女は次のように続けている。「まとまりがあるわ。ピアノやギターをたくさん演奏したんだけど、私はピアノがうまいわけじゃない。でも、好きなの。私の生活に存在してきたそうしたものを聴けるはずよ」

「みんなが繋がりを持てないものを作るのが好きなの。というのも、みんな『ガール・イン・レッド、ベッドルーム・ポップのギター女子でローファイだね』という感じで、全部1文で片付けられてしまうでしょ。私としては『ちょっと待って。何が起きているか分からないはずよ』としたいのよ」

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