フィニアスは初めて映画音楽を手掛けることが明らかになっている。
ビリー・アイリッシュの兄でコラボレーションも行っているフィニアスは高校での悲劇を扱う人間ドラマである『ザ・フォールアウト(原題)』の音楽を手掛けるという。
『ヴァラエティ』誌によれば、映画は「高校で起きた悲劇で不安に悩まされる3人のティーンエイジャーの生活を描いたもので、彼らはベッドルームを出られなくなり、その後の数ヶ月で独自の絆を共有していくことになる」という。『ザ・フォールアウト』は女優のミーガン・パークによる初監督作で、ジェナ・オルテガ、マディー・ジーグラー、シェイリーン・ウッドリー、ジュリー・ボーウェン、ジョン・オーティスが出演する。
本作の音楽のスーパーバイザーを務めるペイモン・マスカンは『ヴァラエティ』誌にフィニアスにスコアを依頼することを決めたと説明している。「フィニアスは同世代の作曲家だけしかもたらすことのできないレベルの登場人物への共感を持っています」
「彼は若く、個人的な形で物語と結びつくことができるのです。それが彼について考えた大きな理由です。しかし、洞察をもって物語を語るためにもアーティストとしての成熟度も必要です。フィニアスはどちらも兼ね備えた並外れたアーティストなんだ」
『ザ・フォールアウト』は現時点で公開日は決まっていない。
先日、フィニアスはニュー・シングル“American Cliché”のリリック・ビデオが公開されている。
“American Cliché”は2020年に発表されたクリスマス・ソング“Another Year”以来のシングルで、2021年にリリースされる最初のソロ曲となっている。
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