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フー・ファイターズのデイヴ・グロールはニルヴァーナにはフー・ファイターズにはないような機能不全があったと感じていたと語っている。

デイヴ・グロールは今週リリースされるフー・ファイターズのニュー・アルバム『メディスン・アット・ミッドナイト』に先立って、ニルヴァーナ時代とフー・ファイターズ時代を振り返っている。

『ビッグ・イシュー』の最新号でデイヴ・グロールはニルヴァーナでのカート・コバーンとクリス・ノヴォゼリックとの音楽的関係について最高の組み合わせだったと語っている。

「でも、人間関係ということでいくと、大変だったね。正直さ」と彼は語っている。「もちろん、お互いのことは大好きだったよ。友だちだった。でも、ニルヴァーナにはフー・ファイターズのようなバンドにはない機能不全があったんだよ」

デイヴ・グロールは次のように続けている。「テイラー・ホーキンスと同じくらいカートと仲が良かったかというと、それは違う。バンドに加入した時、クリスと彼の妻と一緒に暮らしたんだけど、1ヶ月ぐらいで追い出されたんだと思う。でも、ずっといい関係は持ってきたし、カートが亡くなって以降はさらにそうなった。今、クリスと会うと、家族のようにハグするんだ。でも、若くて、世間知らずだった頃は違ったんだ」

「でも、ニルヴァーナにあった感情的な機能不全も楽器の電源を入れると解放されたんだ。音楽がうまくいかなかったら、一緒にいられなかったよ」

「音楽でしかコミュニケーションをとれない人がいるって本気で思っているんだ。そして、それは時にすごく大きな不快コミュニケーションとなるんだよ」

先日、スティーヴ・アルビニはニルヴァーナにビリヤードで勝ったら1993年発表の『イン・ユーテロ』をタダでプロデュースすると提案していたことについて語っている。

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