Jenn Five/NME

Photo: Jenn Five/NME

ザ・1975のマット・ヒーリーはソーシャル・メディアを止めた理由を明かし、ないことで「ずっといい人間」になれたと語っている。

レディットでマット・ヒーリーは次のように述べている。「ソーシャル・メディアを止めることに決めたんだ。最初はまさに軽率だったために糾弾されることを受けての対応だったんだけどさ。でも、それがほぼ毎週のように起こることになってしまったんだ」

「矮小化すべきでもないしね。誰かを傷つけるような形で何か言ったりしたりしてしまったら、心から謝るわけでさ。自分としては純粋にたとえ誰であっても気分を害したりするつもりはないんだ」

マット・ヒーリーはザ・1975のアルバムでは「アーティストとしての意見を表明するのに多くの時間を費やしている」のにもかかわらず、ツイッターでは「考えることもなく」個人の見解をツイートしていたことを「強く実感した」と述べている。

「なんておかしなパラドックスだろうってね。正しいこともあるけどさ、バカっぽく見えることもあって、それって僕の作品に悪いことになるわけでさ」と彼は続けている。「それで自問している自分がいたんだ。『何のためだろう』ってね。一時の注目のため? 自己満足への近道だから?ってね」

マット・ヒーリーは続けてソーシャル・メディアを使わなくなったことで「ずっといい」「純粋に幸せ」な人間になれたと述べており、今後はソーシャル・メディアを「よりよい方法で」使いたいと語っている。

「ソーシャル・メディアとの関わりは自分の作品で多くの人に経験してもらいたいと思っているのと同じ目的と親密さに使いたいんだ」と述べて、アムネスティ・インターナショナルの人権活動との協力に言及している。

マット・ヒーリーは自身のソーシャル・メディアを今年のアメリカ大統領選挙やブラック・ライヴス・マター運動にも使用している。

先日、ザ・1975のマット・ヒーリーはアメリカ大統領選挙でのジョー・バイデンの勝利を祝福するプレイリストを公開している。

ザ・1975のマット・ヒーリーはバンドを離れて、ソロ・プロジェクトに取り組んでいると母親である女優のデニス・ウェルチは語っている。

ザ・1975の最新作は5月にリリースされた『仮定形に関する注釈』となっている。

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