11月29日にアイルランドのホテルでオーヴァードーズとなり、薬物による自殺未遂と考えられているシネイド・オコナーだが、自殺未遂時にフェイスブックへの投稿を行っている。
投稿の全文訳は以下の通り。
「女性が我慢することが当然と思われていることにも限界があるわ。今週、私にされたことは、ぞっとするほど残酷なことだった。私の夫、家族、聖パトリック、アイルランド警察、息子のジェイク、そしてドーナル・ラニー、アンジェラ・シングルトン、息子の恋人や友達、みんなから受けた仕打ち……私がずっと1人で耐えてきたあらゆる経験の挙句の果てに……8月26日に手術を受けてから起こったことで罰を受けているのね。それか、ショーンが3月に病気になってからかしら。
今週の出来事は私を破壊したわ。私の子供たちを何の正当な理由もなく私から引き離す父親たち、フランク、ドーナル、そしてジェイク、そして他の家族。恐ろしい裏切りが続いたの。私が手術を受けて以来なのよね。一昨日と昨日でもうすべて限界だった。オーヴァードースになったわ。リスペクトされるために他に手がないの。家にはいないわ。ホテルにいるの。アイルランドのどこかで、違う名前で。もしこれを投稿しなかったら、子供たちも家族も、気がつきさえしないと思う。2週間後に死んでいるのが発見されるのよ。誰も私のことなんて1分間だって気にも留めてない。死後、数週間ここにいて、それでも彼らは気がつかない。何故なら私は人間のクズで、放置されてクソ扱いされるのがふさわしいから。ちょうど子宮と卵巣を千切り取られた時みたいにね。
私の子供は恐ろしい程、病気だというのに。私はこんなにひどい母親で、人間としても最低。だからずっと1人だったの。何週間も泣き叫び続けてた。そこへ彼らはみんな私に失せろって言うのよね。私は透明人間だわ。ほんのこれっぽっちも重要じゃない。誰も私のそばに来ない。もうすでに百万回、この孤独の痛みのせいで死んでいるわ。そうよ。私は私じゃない、私に似てる、赤の他人。でも、私の家族たちは全然私の価値を認めてくれない。今私が知らせなかったら、これから数週間後まで私が死んだって分かりゃしないのよ。よくやったわ、あなたたち、やっと私を捨てることができるのね。
物分かりが悪くて済まないわね。私は頭が悪いの。あなたたち、私を子供たちから引き離そうと考えた時、私がそのせいで気が狂うって考えた? 最後の希望だって分かってた? 私が死んだ理由をどう説明する気なの? 真実を話すと約束して。バリー、彼らはダメよ。あなただけが私を、真実を分かってくれるの。どうか私の味方になって、真実を話してほしい。私、ツイスター・ゲームはできないのよ。私の子供たちは私が生きていようと、死んでいようとお構いなし。彼らの父親たちも同じ。みんな調子がいい。こんなこと絶対に二度と他の女性にしてはいけない。これを教訓としなさい。ジョン・ウオーターからこの仕打ちを受けた時は、私は生き残った。でも、息子のジェイクがこれをやるなら、私は生きてはいられない」
投稿から1時間半後、ダブリンのピアース・ストリートの交番の警官は、シネイド・オコナーが無事であることを確認したと発表しており、現在、彼女は医療補助を受けているという。
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