デヴィッド・ボウイの伝記映画『スターダスト』のトレイラー映像が公開されている。
ジョニー・フリンがデヴィッド・ボウイを演じる本作は大きな評価を得ることになったジギー・スターダストを発明する前のデヴィッド・ボウイが1971年にアメリカ各地を旅した頃を追ったものとなっている。
ジョニー・フリンは映画のために体重を15kg落としたとのことで、映画ではデヴィッド・ボウイの楽曲は使われていない。先日、ジョニー・フリンは『ガーディアン』紙にそのため「デヴィッド・ボウイの大ファンからたくさんの批判を受ける可能性がある」と語っていた。
デヴィッド・ボウイの遺族は『スターダスト』に対して距離を取っており、映画『月に囚われた男』で知られるダンカン・ジョーンズは『スターダスト』についての家族の承認を得ていないとして、彼の音楽を使用する許可は出していないと述べていた。
公開されたトレイラー映像はこちらから。
元々初公開が予定されていたトライベッカ映画祭が新型コロナウイルスの影響で中止になったことを受けて今年4月には初となる『スターダスト』の映像が公開されていた。映画はオンラインで行われたサンディエゴ国際映画祭で今月初公開されている。
現地時間10月28日にはロンドンでソーシャル・ディスタンスをとった公開初日を迎えており、監督のガブリエル・レンジが参加している。
11月25日にはアメリカで劇場公開され、ストリーミング・サービスで配信される予定となっている。
ジョニー・フリンは「デヴィッド・ボウイの初期の未発表曲」のようなサウンドにしようとした“Good Ol’ Jane”というオリジナル曲を書いてレコーディングしたと語っている。
「役のために曲を書いたのは初めてだったよ」とジョニー・フリンは『NME』に語っている。「この時期にBBCでやったセッションがあるんだけど、すごく初期のヴェルヴェット・アンダーグラウンドの影響があって、よくルー・リードの声を真似しようとしていたんだよね」
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