Shamil Tanna/NME

Photo: Shamil Tanna/NME

ノエル・ギャラガーは、最新のインタヴューでCDやアナログ盤といったフィジカルでの音楽メディアは2020年頃には消えているのではないかと自身の意見を語っている。

ノエル・ギャラガーは、ハイ・フライング・バーズ名義で、今年2月にセカンド・アルバム『チェシング・イエスタデイ』をリリースしており、同作は2015年でUKにおいて最もアナログ盤が売れたアルバムとなっている。

しかし、ノエル・ギャラガーとしては、アナログ盤が今後残っていくことは難しいと考えているという。

『Q』誌に対しての最新インタヴューのなかで、ノエル・ギャラガーは次のように語っている。「いまだに音楽を購入して、ちゃんと所有したいと思っている人々にとって、俺がトップに位置しているっているのは実に素晴らしいことなんだけどね。だけど、実際、どれだけの人が購入してるんだっていうね。だって、それって1000枚ぐらいのものなんだよ。くそったれ! 今も俺のオフィスには1000枚以上が残ってるんだろうな。だから、ストリーミングなんだよ。2010年代が終わる頃には、レコードのセールスっていうのはなくなってると俺は思うね」

抵抗があったものの、現在はノエルもダウンロードで音楽を購入していることを認めている。「だって、最近はレコードをどこで買うんだ? 俺はHMVに行けないからね。行ったら店を出るまでにどれくらいの時間がかかると思ってる? 俺がレコード屋に行くと、たいていサイン会が始まっちゃうんだよ。だから、それを避けてるんだ。俺にとっては今の音楽の流通っていうのはそういうもんだと思うけどね。より楽曲単位になってるよね」

ノエル・ギャラガーは、BBCラジオ2のコンサート・シリーズに出演することが明らかになっている。

ノエル・ギャラガーは12月7日にロンドンのBBCラジオ・シアターでパフォーマンスを行う予定で、これは丸一日のイベントとなり、日中のサウンドチェックの模様がケン・ブルースの番組で中継されるほか、サイモン・マヨの番組ではファンとのオンラインQ&Aの模様もオンエアされるという。

ライヴ本編はジョー・ウィリーが司会を務める予定で、当日の現地時間20時からBBCラジオ2や放送局のウェブサイトで放送/ストリーミングされるという。

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