ザ・リバティーンズは数年にかけて取り組んできたプロジェクトであるホテルのアルビオン・ルームスをマーゲイトに今月末オープンさせることを発表している。
ザ・リバティーンズは2016年に最初にこの計画を発表しており、昨年8月に計画の第一弾としてウェストランド・バーをオープンさせている。
今回、アルビオン・ルームスが9月25日にオープンすることが発表されており、それぞれバンドがキュレーションした7部屋に宿泊することができる。
一泊114ポンドからの価格となっており、部屋にはハイエンドのアップル製サウンド・システムが備えられているほか、バンドの歌詞が部屋には描かれている。
また、以前ゴードン・ラムゼイのヘッド・シェフを務めていたジョー・ヒルが監修したメニューによる高級レストランの食事を楽しむこともできる。
さらにバンドのハウス・ブレンドのコーヒーやスナック類を提供するアーケイディ・コーヒー・ハウスもオープンする。
ホテルでは幅広いライヴ・エンタテインメントも提供される予定で、今後数ヶ月にわたってライヴたコメディが上演される。
カール・バラーは次のように述べている。「ザ・サヴォイ・ホテルやグランド・ブダペストへの挑戦を始めてからだいぶ経ったかもしれないけど、多くの愛を注いできたんだ。そこはザ・リバティーンズにとってカラフルで刺激的なホームであり、アルビオン・ルームスが俺たちのアンディ・ウォーホルのファクトリーになるのが楽しみだよ」
アルビオン・ルームスは2015年発表の『リバティーンズ再臨』に続く次のアルバムのレコーディング・スタジオになる可能性も秘めている。
「ベスナル・グリーンの(アパートである)アルビオン・ルームで過ごした、ピートとカールの古きよき時代に戻るような感じになると思うよ。2人は周囲の人たちを招待したりして、ただそこで遊んだりしていただけなんだけどさ。2人にとってのクリエイティヴな作業の中心地であり、メッカ的な場所であったんだ。他の人たちにとっては、2人の間に何が起きているのかを聴くことができる開放的な場所になっていたんだよ」とゲイリー・パウエルは以前語っている。
「ファンも盛り上がってくれるだろうね。それから、僕たちにはみんな家族がいるわけでね。深夜にちょっとしたパーティーをやるためにビールやタバコを持った集団が家に押しかけてくるなんてことは不可能なんだ。そういうことはできないんだよ。そんな日々は終わったんだ。だけど、自分自身を晒け出して周囲の人たちにオープンで正直にいられるような場所を作りたいと思ったんだよ」
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