スリップノットのコリィ・テイラーは新型コロナウイルスのパンデミック下においてミュージシャンという職業の重要性について語っている。
10月にソロ・デビュー・アルバムのリリースが控えているコリィ・テイラーは新たなインタヴューで新曲を出すことが人々に対する自身の本分だと語っている。
ラジオ番組『フル・メタル・ジャッキー』に出演したコリィ・テイラーはコロナ禍で音楽を聴いたり作ったりすることが前向きでいることの手助けになっているかと訊かれて、次のように答えている。「それは音楽に心から接することについてだよね。常套句なのは分かっているけど、事実だからね」
「みんなのために自分ができることの話とも言えるかもね。だって、今はみんなが傷ついているわけでさ。自分の仕事がなくなった人たちや自分の家や住居を失う危機にある人たちがいるのを分かっているのに、自分が窮地に追い込まれているなんて言うつもりはないわけでさ」
彼は次のように続けている。「エンタテイナーとしての自分の仕事はこういう時に最も役に立つんだ。最も重要なことは、ちゃんと人々に頼れる音楽があって、ポジティヴなものを与え、前向きなメッセージをもってもらうようにすることなんだ。『あともう少し我慢すれば、元通りに戻れるんだ』ってね」
コリィ・テイラーはエンタテインメントを人々に届けることが「今も重要で、より重要になってきているかもしれない」と続けている。「そうした喜びを必要としているんだよ。暮らしにはできることが音楽くらいしかない時もある。できることは人々と音楽を共有して、暮らしの中に変化を起こすぐらいしかない時がね。それが最大のことになる時もあるんだ」
コリィ・テイラーはソロ・デビュー・アルバム『CMFT』を10月2日にリリースする予定となっている。先週、コリィ・テイラーはソロの楽曲がスリップノットには「まったく合わなかった」と語っている。「違うヴァイブを持っているんだ」
広告 ザ・ビートルズの新作ドキュメンタリー『ビートルズ ’64』がディズニープラスで11月29日(金)より独占配信!
Copyright © 2024 NME Networks Media Limited. NME is a registered trademark of NME Networks Media Limited being used under licence.