GETTY

Photo: GETTY

ノエル・ギャラガーオアシス時代を振り返ってアメリカの観客について感動を受けない羊のようだったと語っている。

ノエル・ギャラガーはウェールズのロックフィールド・スタジオで1995年発表の『モーニング・グローリー』をレコーディングしている時期を振り返っており、アメリカでライヴをやった時の無関心な観客を地元の田舎の羊に喩えている。

「羊の列を見つけたのを覚えているよ」とノエル・ギャラガーは『ザ・タイムズ』紙に語っている。「そしたら、あいつらは俺が歌っているのをぼけーっと見つめてくるんだ。全然、感銘を受けない感じでね。俺にとってはアメリカの観客のようだったな」

インタヴューでノエル・ギャラガーは弟のリアム・ギャラガーがロックフィールド・スタジオでのレコーディングをめちゃくちゃにしたことを怒っていたとも語っている。

ノエル・ギャラガーは地元のパブからたくさんの人をリアム・ギャラガーが連れてきた時のことを振り返っている。「俺があのスタジオにいたのは働くためで、時間を無駄にするためじゃないんだ。飲むのはお預けだったよ。『ディフィニトリー・メイビー』に続く作品を作ろうとしていて、“Champagne Supernova”と“Wonderwall”を書き上げたところだった。分かってもらえるはずだよ。まさにここぞという大事な時だったんだ」

「そしたらリアムがパブからバカどもを引き連れてきて、そいつらがうろちょろしてギターをいじったり、まだ誰も聴いてない曲を聴き始めたんだ。リアムに言ったよ。『このバカどもを連れ出せ』ってね。もちろん、あいつはそんなことしなかったからカオスになったわけだ」

先日、ノエル・ギャラガーは元バンド・メイトであるポール・“ボーンヘッド”・アーサーズについて「全人生で聴いてきた中でも最低のシンガー」だと述べている。

マット・モーガンのポッドキャスト「ファニー・ハウ」に出演したノエル・ギャラガーはバンドの初期にポール・“ボーンヘッド”・アーサーズがリード・ヴォーカルを務めようとしていたことを語っている。

ザ・ビートルズがアルバムで1曲リンゴ・スターのために取っておいたことに触れながら、ノエル・ギャラガーは次のように語っている。「いつもボーンヘッドのために1曲用意しようとしていたんだ」

「どちらのアルバムでもそうしようとしたけど、ダメでね。それがいいと思ったんだけど、本当にダメだったんだ。本当の話だよ。人生で聴いてきた中でも最低のシンガーだね。最低だよ。まったく成立しなかった」

広告 ザ・ビートルズの新作ドキュメンタリー『ビートルズ ’64』がディズニープラスで11月29日(金)より独占配信!

Copyright © 2024 NME Networks Media Limited. NME is a registered trademark of NME Networks Media Limited being used under licence.

関連タグ