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ビリー・アイリッシュ、リアーナ、アリアナ・グランデらは他の多くの音楽業界の人物と共にニューヨーク州で警察の懲戒記録を国民の目から隠す「セクション50-A」を撤廃するよう求める公開書簡に署名している。公開書簡は現地時間6月8日に公開されたもので、オンラインでの署名が受け付けられている。

公開書簡はニューヨーク州議会と知事のアンドリュー・クオモに宛てられたもので、ミネアポリス市警の警官であるデレク・ショーヴァンによってジョージ・フロイドが殺害されたことに対して抗議運動が行われたのを受けてのものとなっている。

「ジョージ・フロイドが殺害されたことと彼の前にも多くの黒人の命が不必要に失われてきたことに私たちは嘆き悲しんでいます」と公開書簡には記されている。

「市民の安全を守り、市民に奉仕しようと誓いを破ってしまった人には責任を負わさなければなりませんし、暴力の犠牲になった人々のための正義を見つける必要があります。その上で不可欠なことは法執行官の懲戒記録にアクセスすることです。ニューヨーク州のセクション50-Aは完全な透明性を阻むもので、警察の不祥事の記録を国民の目から守り、正義を追求して改革をもたらすことを難しくしています。速やかに撤廃されなければなりません」

「セクション50-Aに対して少しずつ取り組むのでは不十分です。この正義への道にある巨石はあまりにも長い間にわたって障害となっていて、完全に撤廃しなければならないのです。これは法の解釈というのではなく、対象の不適切な拡大でもなく、法そのものの問題であり、責任の所在に関する極めて重要な情報を保護してしまっているのです。知事が声明でセクション50-Aは懲戒記録の公開を妨げるものではないとおっしゃったのを聞いて私たちは喜びました」

「でも、明らかにそれでは十分ではなかったのです。セクション50-Aは過去に何度も使われてきており、撤廃しなければ正義を阻むのに今後も使われるでしょう。今週、州議会が再開したら、議員には今の状況を認識してもらい、この構造的問題に言及するという勇敢かつ意義深い段階に進んでもらい、すみやかにセクション50-Aを撤廃してもらうようにします」

ジョージ・フロイドの死を受けてミネアポリス市は警察を解体して再建する方針であることが明らかにされている。また警官のデレク・ショーヴァンは罪が第2級殺人罪に引き上げられており、他の3人の警官も第2級殺人の幇助で訴追されている。

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