トラヴィス・スコットはジョージ・フロイドの死を受けて全米や世界で巻き起こっている抗議運動について言及し、「俺たちが感じている怒りは個人的な体験に繋がるものなんだ」と語っている。
ジョージ・フロイドは現地時間5月25日にミネアポリスで警官による拘束で亡くなっており、ヒューストン出身のトラヴィス・スコットはそれを受けて発言した有名人の1人となっている。警官のデレク・ショーヴァンは解雇されて、過失致死の第3級殺人で逮捕されている。
トラヴィス・スコットはインスタグラムへの投稿でジョージ・フロイドの死の余波について言及しており、「痛みを和らげてくれるものを探そうとしている」と述べている。
「自分たちの幸せのために警官や誤った意図を持った人物の手による残虐な行為でブラザーやシスターを失い続けてきた俺たちの怒りの感情をちゃんと表現できるような言葉、抑えるために使える言葉はほとんどない」と彼は述べている。
「俺たちが感じている怒りは個人的な体験に繋がるものなんだ。自分たちの声を聞いてほしい、平等な人間として見てもらいたいというずっとある痛みなんだ」とトラヴィス・スコットは続けている。
「アメリカの警察の規則を変えなければならないし、直ちに説明責任がなければならないんだ。特に警官が無情にも生命を奪うほど権力を乱用するような時はね」と彼は述べている。
トラヴィス・スコットはジョージ・フロイドの遺族や「こうしたタイプの意味のない不正や残虐行為によって人を失ったすべての人」に思いを寄せるとして締めくくっている。
「俺とチームはこうした問題が長い期間で語られるようにするためにできることをすべてやるつもりだよ」と彼は述べている。
ジョージ・フロイドの事件を巡っては多くのミュージシャンがブラック・ライヴス・マターを支持することを表明しており、ビリー・アイリッシュ、テイラー・スウィフト、レディー・ガガらも見解を示している。
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