ザ・ナショナルは、ニュー・アルバムのレコーディング・セッションについて最新情報を明かし、新曲について「ものすごく素晴らしいんだ」と語っている。
フロントマンのマット・バーニンガーは、バンドで一緒に曲を書いていることを明かしている。「これまで以上に一つの部屋で一緒に曲を書いているんだよね。すごくそれが楽しいんだ。ザ・ナショナルとバンドを変えるやり方で、そうした形でやってるところなんだ」
ギタリストのアーロン・デスナーはさらに「思うに今はサビを書くのも恐れてないんだ」と語っており、新曲については「ちょっと鋭くて、明るい感じで」「少し激しい」と評している。
ザ・ナショナルは、ボン・イヴェールのジャスティン・ヴァーノンや、シャロン・ヴァン・エッテン、ザ・ウォー・オン・ドラッグス、ザ・ウォークメン、カート・ヴァイル、J・マスシス、ファックト・アップと共に、グレイトフル・デッドのトリビュート盤に取り組んでいることも明らかになっている。
「こうした人々が参加してくれたんだけど、そのなかには彼らがこれまでやってきたなかでも僕自身がお気に入りのものがあるんだ」とアーロン・デスナーは説明している。
「僕らのやったものは音楽的にも普遍的な感じで、オリジナルにより忠実なものになっているんだ」とベーシストのスコット・デヴェンドーフは語っている。「カヴァーのいくつかは独特のものになっていて、それぞれまったく違うんだよね」
ニュー・アルバムのリリース日についてはまだ確定していないが、グレイトフル・デッドのトリビュート盤については来年の早めにリリースしたいとしている。
先日、ザ・ナショナルは、ロサンゼルスのトラバドールで行われたNPO団体「コーポレイティヴ・フォー・エデュケーション」のためのチャリティ・ライヴで、“Roman Candle”という新曲を披露している。
ザ・ナショナルは最新作『トラブル・ウィル・ファインド・ミー』を2013年にリリースしており、マット・バーニンガーは、メノメナのブレント・ノップフとのコラボレーションによる新バンド、エル・ヴァイの活動を行うことも発表している。
エル・ヴァイはデビュー・アルバム『リターン・トゥ・ザ・ムーン』を4ADからリリースしており、リリース前には“Return To The Moon (Political Song For Didi Bloome To Sing, With Crescendo)”を公開していた。エル・ヴァイは12月のUK&アイルランド公演を含むツアーを行うことも決定している。
ツアー日程は以下の通り。
London Electric Ballroom (December 10)
Manchester Gorilla (12)
Dublin Whelan’s (13)
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