リンプ・ビズキットのギタリストであるウェス・ボーランドはサイド・プロジェクトのイート・ザ・デイのデモ音源が公開されている。
先月、ウェス・ボーランドは8トラックを収録したアルバムをリリースすることを明かし、そのうちの1曲“Whalephant”の一部をインスタグラムで公開していた。
ウェス・ボーランドはリンプ・ビズキットを一時的に脱退した2001年にイート・ザ・デイを立ち上げており、最初のラインナップはウェス・ボーランドの弟であるスコットがギター、グレッグ・イザベルがドラム、カイル・ウィークスがエレクトロニクスと、ウェス・ボーランドの他のプロジェクトであるビッグ・ダム・フェイスに似たメンバーとなっている。しかし、シンガーが決まらなかったため、2枚分のアルバムに相当する音源があったものの、プロジェクトは2003年に棚上げされている。
インスタグラムの投稿でスコット・ボーランドは音源は完成していないもののリリースする価値があると述べている。
「兄とグレッグ・イザベルと僕でたくさんの素晴らしい音楽を書いて、ヴォーカリストを探すのに失敗して、別のことへと移行したのから、ほぼ20年が経った」とスコット・ボーランドは述べている。「おそらく人生でも最も音楽的に焦点が定まっていた頃で、完成していない作品だけど、このデモが日の目を見るのが嬉しいよ」
ウェス・ボーランドはイート・ザ・デイについてナイン・インチ・ネイルズのダニー・ローナー、ア・パーフェクト・サークルのジョシュ・フリース、フィルターのリチャード・パトリックが参加したウェス・ボーランドによるプロジェクト、ザ・ダミング・ウェルと合流させようと考えていたという。しかし、ザ・ダミング・ウェルでは4人のミュージシャンの音楽性の違いが大きかったためにアルバムの単位でプロデュースを行うことはできなかったと述べている。
イート・ザ・デイのデモ音源はこちらから。
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