Vincent Haycock / Telekom Electronic Beats

Photo: Vincent Haycock / Telekom Electronic Beats

ビリー・アイリッシュはこれまでのキャリアにおける最善の判断について振り返り、「今を生きたい」と考えている気持ちについて語り、現在について「人生の最盛期」だと述べている。

ビリー・アイリッシュは新型コロナウイルスによるロックダウンが続く中でロサンゼルスの自宅からテレビ電話を通してテレコム・エレクトロニック・ビーツによるポッドキャストのインタヴューを受けている。

インタヴューでビリー・アイリッシュはミュージック・ビデオやアートワークにおける「自身のアイディアや原案」に対するこだわりを続けていることと兄のフィニアスと自宅で音楽を制作し続けていることがこれまでのキャリアで最善の判断だったと述べている。

「おそらくミュージック・ビデオでも自身のアイディアや原案にこだわって、アートワークでも自身のアイディアにこだわっていることかな」と彼女は語っている。「あともう一つは、よく分からない連中なしに兄と音楽を作り続けていることだと思う。これについてはいいことしかないわ。素晴らしい状態がそれによって終わるようなことはないと思う」

ビリー・アイリッシュは彼女が受けたアドバイスの一つとして「ノー」という言葉が「口にできる最も強力な言葉であり、ノーはイエスの何倍もの意味を持つ」というものに言及している。

「兄と私は長い間、このアドバイスにずっと従ってきて、すべてにイエスと言う必要がないことが分かったの。お金が払われるとしても、自分を助けると思えること、自分にふさわしいと思えることをやらなければならないよ」

ビリー・アイリッシュはインタヴューであまりに将来のことを見据えて「期待を抱えたくない」として、「今を生きて、将来がどうなるかで案じたりはしたくない」と語っている。

「それで、人生を台無しにしたくないしね」と彼女は続けている。「もちろん、私は自分の行動について考えていて、それがどう人々や世界に影響を与えるかを考えている。『どうでもいいや。未来がどうなるかなんて気にしない』と言っているわけじゃない。将来については気にしているけど、ずっとそれについて考えるようなことにはなりたくないの」

「考えすぎてしまうから、今、自分がやっていることに集中するほうがいいと思う。今は人生の最盛期にいるわけで、それを逃してしまいたくないのよ」

ビリー・アイリッシュはレディーガガの呼びかけによる新型コロナウイルスのための慈善コンサート「ワン・ワールド:トゥギャザー・アット・ホーム」に出演することが決定している。

広告 ザ・ビートルズの新作ドキュメンタリー『ビートルズ ’64』がディズニープラスで11月29日(金)より独占配信!

Copyright © 2024 NME Networks Media Limited. NME is a registered trademark of NME Networks Media Limited being used under licence.

関連タグ